2017/5/27~6/2
5/27 前当てたさつきのつぼみ全部咲く
5/28 はじめての昔の記事を読み耽る
次にしようと止まらず夕焼
5/29 栴檀はまだ咲いてるかと道変える
5/30 川底を歩ける水曜夏の草
5/31 匂い付きブローチのような梔子
6/1 神鳴や風呂の中で身構える
6/2 十薬のまた増えている通り道
別府 『BONE TO RUN 2015』 2015/8/8
今回は『BONE TO RUN 2015』へ行くため、別府、由布への旅です。
明日の朝、船に乗るため前日港近くに宿泊します。夕暮の駅です。
普段、旅に出る時は、どこからその元気が出てくるのだろうというくらいあれこれ詰め込むのですが、今回はなんだか異様な疲れが抜けず、途中、普段飲むことのない軽めの栄養ドリンクを飲んでみたのですが、効果のないまま翌朝になります。
船に乗ります。大勢乗船しています。
到着です。良い天気です。
別府タワーへ。
展望台からの眺めです。地上高さ90mです。
「建立 1957年、設計者 内藤 多仲(ないとう たちゅう)、構造 風速160mの超台風にも堪え得る構造、呼称 「観光センターテレビ塔」から1961年に「別府タワー」になる。」
港と船が見えます。
設計者は「耐震構造の父」と評され、別府タワーの兄弟たち、名古屋テレビ塔、通天閣、さっぽろテレビ塔、東京タワー、博多ポートタワーも設計し、タワー建築物で「タワー六兄弟」と呼ばれている紹介がありました。
地獄めぐりをしようかと、一旦、ツアーバス乗り場に向かうのですが、時間帯が合わず、そこまでの元気がないようなので、変更します。
いろいろ行ってみたい温泉はあるのですが竹瓦温泉へ。
お昼を食べようと、ガイドブックに紹介されていたお店を探すのですが、どこにあるのかはわからず、竹瓦温泉の裏?のすぐ周りが、観光地ではないかと思われるのですが、風俗街のようでなんだか驚きました。昼間なので人気はほとんどありません。引き返す時に同じように店を探しているのかと思われた観光客らしきカップルを見かけたのですが、探せたのでしょうか。近くにあった喫茶店で郷土料理のとり天とだんご汁、やせうまのセットいただきました。
砂湯は時間で入れ替わるのですが、すでにいっぱいだったので予約をしておきます。趣のある休憩所でぼんやりと高校野球を眺めながら待ちます。そのうちカラフルなTシャツを着た人達が現れ、おもしろいイラストだなと思っていたらクロマニヨンズと書かれていたので、今日の「BONE TO RUN! 2015」へ行く予定のようです。
砂湯へ。デトックス、デトックス、元気になる~と思いながら砂に埋もれます。出た後は、血色がよくなっているようでした。温泉の建物から出ると、入り口付近で地元の情報番組ではないかと思われる撮影がされていました。
竹瓦小路です。日本最古の木造アーケードだそうです。竹のオブジェが涼しげです。時間が来たので、マッサージを受けに行きます。あまりにも疲労しているようだったので、予約していたのです。背骨に添ったソフトな指圧でその時の自分にあっていたようで、気付いたらウトウトしていました。
買い物を済ませ、チェックインの時間になると直ぐに宿へ行き一休みします。
夕暮れ時、だいぶ元気になったようです。大きな公園を通り、
ビーコンプラザへ。まだ外は明るく暑いです。飲み物を買おうと自動販売機へ並びます。前に並んでいた男の人二人が、今日の曲について予習がどうの~と話しているのが聞こえてきて、なんだか引っかかる感じのいい方に聞こえ、音を楽しみに来て勉強みたいだなあと思い、今日の演奏はベテランぞろいだから、そういうことは関係なく十分楽しめるのではとも思い、実際そうでした。飲み物は冷たいのを選んだはずが、見事にぬるくどこもそうだったようなので、どこかで買ってきておけばよかったです。
席はスタンド指定席2階です。隣の席は音楽好きのお姉さん(という感じの方)で、いろいろ行かれているようです。関西方面から今日来られたそうですが、大阪から博多までなど距離があっても移動が便利で早いのだなと思いました。どのグッズを持っているかで誰のファンかも教えてもらったのですが、上から見る限りまんべんなくあちこちにいるように見えました。
時間がたち、ネットで検索し、あれこれそうだったなあと思い出しながら書いています。
スピッツ 偶然部屋で付けたテレビで、初めて音楽専門チャンネルでMVを見たのが、スピッツで、緑の草原を背景に歌っている姿だったと思い、先ほど結成30周年のシングルコレクションアルバムを見ていたら『空も飛べるはず』だったのかと思われ、違う曲だったのかもしれないけれど、オリジナルリリース日:1994年4月25日となっていたのですが、その頃と変わらない印象を受けました。今回、テレビ越しではなく現実で、この曲は歌われてなかったですが、聞きました。「現代のシャーマンはミュージシャンや漫画家である」としたら、大変な出来事が起こったとき、何かを受信してダメージを受けたのかも知れないとき、大丈夫なんだろうなと思ったのは、力の強いえらい女神様に守られてるんだろうなという感じがしたからかもしれません。
クロマニヨンズ 前の方で、ギュウギュウなって盛り上がっているのが良いようでした。モッシュゾーンから離れていても熱気が伝わってきます。夜になるにつれ元気が回復し、飛び跳ねます。
斉藤和義 MCでロバの話があったのですが、ある年の動物園での象の近くでの出来事がフラッシュバックします。曲はとても丁寧に演奏されていたように思いました。
昼間見たTシャツいいなと思い見に行ったのですが、ほとんどのグッズが完売のようでした。
会場を出て、掲示板に夏の日差しにさらされたポスターが貼られています。
セットリスト 出演順
スピッツ
01.恋する凡人
02.メモリーズ・カスタム
03.涙がキラリ☆
04.ありふれた人生
05.インディゴ地平線
06.チェリー
07.8823
08.野生のポルカ
09.運命の人
10.けもの道
1.ナンバーワン野郎!
2.炎
3.流行のクルマ
4.ギリギリガガンガン
5.エルビス
6.ウォルターに一撃
7.エイトビート
8.弾丸ロック
9.グリセリンクイーン
10.突撃ロック
11.紙飛行機
12.雷雨決行
13.タリホー
14.クロマニヨストンプ
1.ずっと好きだった
2.ドン・ウォーリー・ビー・ハッピー
3.傷口
4.攻めていこーぜ!
5.ハミングバード
6.I Love Me
7.やさしくなりたい
8.Hello EVerybody!!
9.ベリーベリーストロング
アンコール
10.Go!Go!Cheryboy!
11.歩いて帰ろう
別府タワーを目印に歩いていたので、気付いたら沢山写真を撮っています。
宿に戻り、しばらくして温泉に入りに行くと、大変混んでいました。会場から距離があるのに、同じ時間にこんなに混んでいるとは! もしかしたら普段からそういう趣味なのかもしれないけれど、下着までファンの人たち同士でお揃いできめてきてるのかなと思うような人達もいました。
夜には元気になり、来られて良かったです。
2017/5/20~5/26
5/20 夏帽子あご紐締めて自転車で
5/21 金宝樹夕焼と同化二分間
5/22 夏の空曲線たどる深夜かな
5/23 老木に木耳見つける雨の後
5/24 剪定を逃れた枝に山桜桃
5/25 曇り空つられて鳴き出す雨蛙
5/26 目を凝らすバケツ目高の子を探す
吉備の中山 2015/4/5
翌朝も雨です。
川沿いの桜が見事なので、川沿いにお城のそばまで行き、駅まで歩こうと思います。
なかなかの降雨です。橋を渡ります。
後楽園沿いの桜並木が見えています。
オオバンがいました。
桜の雲の隙間からお城が見えます。
雨は小雨になりやがて止んだようです。
岡山城が見えます。
道がピンク色です。
先ほどまでの雨で出来た大きな水たまりに花弁が浮かんでいます。
旭川に天守閣付近の景色が映っています。
午前9時半頃です。
提灯やぼんぼりがあります。
花盛りです。
鳥がいます。
陽が射してきました。
烏が止まっているのも見かけ、向こうに烏城も見えます。
花の雲に浮かぶお城です。
先ほどまで、朝の散歩の人を見かけるくらいだったのですが、だいぶ人が多くなってきたようです。
さくら さくら さくらという感じです。種類はソメイヨシノです。
水滴がまだ残っています。
東岸約1km続く桜並木だそうです。
通ってきた方角を振り返ります。 後楽園の駐車場近くに来ると混雑していました。
岡山駅まで向かいます。
桃太郎がいました。
何か思案しているようです。
電車で吉備津彦神社近くにまで行きます。
アンパンマン列車を見かけます。
カレーパンマンが見えます。
到着です。この日は、偶然にも桃太郎と戦ったウラの花祭りの日でした。
吉備津彦命が祀られています。背後の中山は「天津磐座(神を祭る石)磐境(神域を示す列石)を有し、山全体が神の山として崇敬されてきました。」 「夏至の日には太陽が正面鳥居の真正面から昇り、神殿の御鏡に入ることから「朝日の宮」とも称されてきた。」(吉備路周遊マップ 岡山市より)
『御神名と五行 古代中国で誕生した五行思想では、万物は木・火・土・金・水 もっかどごんすい の5つの要素からなり、それらが互いに影響し合い、変化・循環すると考える。吉備津彦神社では、御神名「キ(木)ビ(火)ツ(土)カ(金)ミ(水)は、大自然の核を形成する五行を示す」と唱える。』
時間が遅かったからか、雨で中止になったのか終わっていたようです。
神社にお詣りするときは、月の障りがあるときは避けた方がいいと知り、月の引力なのかなってしまいどうかと思っていました。
他の神社にもお詣りに行くときはうまく避けられた時もあったのですが。
お参りします。おみくじは桃の形をしています。
温羅神社です。
残っていた花祭りの露店でお握りを買って食べました。
山に登る前、トイレに行くと、入ろうとした個室で流されないままの茶色物体が目に入り、流して場所を変えます。
その期間というのは神様にとってもしかしたらそういう感じなのかもしれないと思いました。体内にあるときは必要なものでも。
吉備の中山に続く山の入口に向かいます。
こちらも桜が綺麗で、桜の絨毯です。
成親供養塔です。
観光案内所でガイドブックとして置かれていた『おかやま桃太郎ものがたり吉備津彦と温羅』阿村礼子・作 夏目尚吾・絵 を前日読みすっかりウラのファンになっていたので花祭りの日にこられてよかったです。
その絵本のなかに「温羅さんは、私が作ったきび団子がこの世で一番好きなんですって」とのちに夫婦になった阿曽媛の台詞があり、桃太郎は桃の不思議な力と活躍していましたが、きび団子はうらの好物のようでした。
山を越えてたどり着いた先に吉備津神社があり、ウラの首が埋められた吉凶を占う釜があります。山はきれいにされていました。
ウラのお墓があります。山を登って行きます。
脇道に入り、まずは岩倉のある方向へ向かいます。「まがねふく 吉備の中山 帯にせる 細谷川の 音のさやけさ」古今和歌集
『枕草子』には神が宿る山(神奈備山かんなびやま)とかかれているそうです。
本宮磐座です。
注連縄が張られています。
龍王山です。
昔雨乞いの儀式がされていた場所に出て視界か開けます。UFOが出現する場所があるという場所はこの辺りなのかと思いながら行ってみました。さらに進み下っていくと大きな石がまつられていました。磐座の写真は先にになりました。
八大竜王です。
経塚です。
さらに進み反対側に出ると山の斜面にでて記念碑があります。
天柱岩です。
天柱と刻まれた文字が見えます。
山から吉備線のあたりが見えているようです。
引き返すとき雨の後で湿った道をロープに掴まりながら慎重に上ったのですが滑ってポケットからカメラが飛び出し今までなかった傷が入ってしまいました。
壊れてはおらず、大丈夫でした。
後から、その期間お参りして、派手に転んでしまい、でも怪我はなかったのですがなぜなのでしょうかと神様に尋ねたら、代償として転んだというようなことだったのを、霊感のある人の文章で最近になって見かけてその事を思い出しました。
蝶がひらひらと飛んでいます。
元の道に戻ります。ノグルミの木があります。
元の道に引き返し進みます。不思議な岩が沢山ありました。
お休み岩です。不思議な世界に迷い込んだようです。
山道を進んでいきストーンサークルがあります。環状石籬の案内があります。
「縄文時代の祭礼や埋葬の儀式に関連してつくられたものと考えられています。」
「しかし、秋田県や青森県のものとは少し異なり、専門家の中には環状石籬とする考えを疑問視される方もあります。」
「しかし、この場所からダイボーの足跡に続く一帯は比較的平坦な地形であり、周囲を海に囲まれた古代にあっては、
大切な生活空間であったと推測され、当時この場所でどんなことがいとまれていたのかと、いろいろ思いをめぐらすと楽しい想像がいっぱいに広がります。」一本道を進んでいきます。さらに不思議な空間があります。ダイホーの足跡や、八畳岩です。
八畳岩磐座 「この場所には大小の岩が数多く並んでいますが、その中央にある一番大きな岩が八畳岩です。この岩の天井部は平たく畳八畳ほどの広さがあることから「八畳岩」と呼ばれています。
八畳岩の北側根元部分の土中から、かなりの数の土師器の破片が採取られたといわれています。古くは祭祀が終わると使った器は割って土の中に埋めたと言われており、この岩が神様の憑代として、ここで神祭が行われていたことがわかります。毎年5月の「磐座祭」ではこの場所でも祭祀が執り行われます。」
ダイボーの足跡です。
「大きなお坊さん(大坊)の足跡と伝えられる窪地です。縦横とも20m位の広さがあり、深さは1.5mほどの浅い池だったと考えられていますが、今は浅い窪地で水も溜まっていません。この窪地は自然のものではなく何らかの目的によって掘られたものと思われますが、その目的も造られた時代もよくわかっていません。」
ナナミノキがあります。雨でぬめってなにかの生物のように感じます。
石舟古墳群があります。
日当たりのいい開けた場所です。
花祭りなので何をしたらいいのかわからなかったけれど、咲いていた花をつんでお供えしました。
そこが花祭りの場所なのかとおもっていたのですが、さらに進むと御酒などがそなえられている石舟古墳がありました。
古墳がいろいろあります。斜面を下りていきます。
「この古墳は6世紀頃に造られた横穴式石室で、石室の長さは5.33m。幅は1.6m、高さは1.2mで石室の内部には石棺が納められています。この場所は吉備中山の東南に位置し、尾上の集落を見下ろす山腹にあります。
この古墳の被葬者は、古墳時代後期の吉備地域における有力者であったと考えられますが、吉備津彦命に敗れた温羅の墓だとする伝えも残されています。播磨国の竜山石を刳り抜いた石棺の中には、いつもきれいな水がいっぱい入っています。昔から石棺の水は潮の干潮によって、その水量多変わると伝えられています。」
こちらのようです。花祭りってなんだろうと2016年の春頃、歳時記を眺めていて気になり、ネットで検索して『花祭り』という陰陽師の漫画が見つかり、読みました。
元の道に戻り柵の続く道を通って行きます。
穴観音があり、自由にお参りできるようになっていたので柵にある扉を開けて入っていき案内を読んでいたら、それまで風など吹いていなかったのに、突然いっせいにバサバサと古い木の葉が雨のように降ってきて不思議な体験でした。
「昔からの言伝えで側面の穴に耳をあてると観音様のお声が聞こえると言う俗信仰があって、昔から縁日には参拝客が多い。」
昔岡山平野が吉備の穴海だった昔からある場所のようでした。吉備津神社に近くなります
自然石に仏像があるようですが風化が烈しいようです。五世紀ごろからあり原始的祭祀行事の場であったようです。
お参りをおえます。まっすぐ進みます。
中山薄茶山古墳につきます。
昔来たことがある場所のような気がしますが、別のにた感じの古墳を思い出したのかもしれません。
近くに広場があり、桜の木が周囲に植えられていました。
満開の桜が桜吹雪になっていつまでもいつまでも続き今までみたことのない幻想的な景色でした。
花さそうあらしのにわのゆきならでふりゆくものはわがみなりけりと思い浮かんだのですが、ふりゆくは古りゆくではなく、文字どうり自分の身が降っていき花吹雪の中に入っていくようでした。
写真だとそれほど吹雪いてないように見えますが、すごかったです。
『鎮花祭』のマンガに書かれていたのは、
「大和の鎮花祭は大神(おおみわ)の狭井(さい)神社で行われる
主神は大物主
鎮花祭(はなしずめのまつり)は疫病除けの春の行事
散る花にのって四散する疫神を塚に鎮める祭祀
京のやすらい祭では御霊会と合一される
御霊(ごりょう)ータタリ神」
このマンガは陰陽師の話です。陰陽道における祭神は泰山府君(たいざんふくん)死を司る冥府の神。
「疫神 御霊 塚 冥府 花の祭というわりには祀るのは土気に関するものばかりだ
鎮花祭には死のイメージが濃すぎると思わないか
鎮める対象が花だとは考えにくい むしろ花を持って土を鎮めると考えた方が脈絡がとおる どういうことだ?」
「陰陽道は迷信でも超能力でもない 理論だ
陰陽五行において花は木気だ すなわち」
「木剋土(きはつちにかつ)?」
「そう!だから問題は」
最後の方の話に進み「この鎮花祭のほんとうの目的だからだ」「ほんとうの?なんだよそれ!? どういう意味だ!?」--
「桜の木...?こんな地下に」「木じゃない その向こうだ」「な なんだよ あれは!?」「あれが塚の主だ」「主...?大物主か?泰山府君か!?」「名はなんでもいい 地の底にあって土気を司るモノの一部だ」「い...一族が祀っていたのモノってあれなのか? あんな化け物を何のために?」「土気を祀ることは金を生ずることだからだ 土生金ー五行の理はしってるだろ」「それくらい俺だってーあ じゃあもしかしてマンションの死霊は...」「人間の屍は土気への供犠として最高のものとされているからな」「土気を強めてより多くの金を生じさせるための呪術だ」
ーー「土気は金を生ずる けれど土気が強くなりすぎれは死の禍をまねくようになる だから木気をもって土気を封じる 木剋土の理だ あそこにあったのはそのための桜の木とそれを祀る(コントロールする)桜の守だ」この話はハッピーエンドで終わります。桃が重要な役割をはたしていました。むかし、雑誌の五行占いで木だったことを思い出しました。この日にここに来たことは全くの偶然でもないなにかの作用があったのかもしれないとも思われました。
階段を降りて細谷川沿いに進みます。吉備津神社に到着です。大吉備津彦命が主祭神として祀られています。
ボタン園があり廻廊が見えます。
この頃、よくテレビで吉備津神社の番組を見かけたので、なんだかイメージと違うように感じたのは、旧社務所のあった方角から入ったからのようです。
間違えて入ったのがと思い、急いで一旦本殿の方に向かい、そちらから入り直してお参りしました。途中、御釜殿があったので、先に行ってみると、ご祈祷の受付時間は過ぎてしまっていたようです。
南随神門です。
比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)の本殿です。
お参りをします。 樹齢約600年のいちょう神木です。猫がいました。
先ほどの花吹雪で本殿南の長い廻廊沿いにある、石灯籠の並ぶ土の上は一面桜の花びらに埋め尽くされていました。
「鳴釜神事」の行われる御釜殿です。以前読んだ雨月物語を思い出します。
桜と廻廊と本殿です。
廻廊は約400m続くそうです。
こちらでも猫を見かけます。
通路を見通せた瞬間の廻廊です。
本宮社です。
細谷川の記念碑です。
廻廊の端です。通ってきた細谷川沿いにある滝祭神社が見えています。
狛犬と廻廊の入口です。
旧社務所がある場所の近くにある鳥居です。
お参りを終えて吉備津駅まで向かいます。道の途中に栄西禅師の生誕地跡がありました。『喫茶養生記』を著し、以前、聖福寺でゆかりある茶の木が植えられていたのを思い出しました。
帰路の列車の車窓から吉備の中山を眺めました。
岡山 ムーミン展 2015/4/4
今回は、不思議なこともあるものだと思った旅でした。
地元でもムーミン展がされていたのですが、行こう思った日が天気が悪かったり行く気になれなかったりして先のばしにしているうちに行きそびれてしまいました。
でもやっぱり気になって調べると岡山県立美術館でされていて、前から気になっていた吉備津神社と吉備津彦神社にもお参りしようと行くことにしたのでした。
よい天気です。
憂鬱げなムーミンのイラストが美術館の壁面にあります。こちらは写真が撮れました。
ムーミンの本は子供の頃読んで、大人になってからも気になった話があり、何巻目かを読み返したのですが、新鮮に面白かったです。
イラストが並んでいます。出口付近でジオラマがありました。
ミュージアムショップでガチャガチャを回します。
ムーミンとスナフキンのイラストの額縁のマグネットが出てきました。
この日は記念講演会「トーベ・ヤンソンの知られざる素顔、魅力、思い」講師:渡部 翠(フィンランド文学翻訳者)があることを入り口の案内で知り、時間に間に合うように移動します。
すり鉢状の会場です。
作者の思い出やスクリーンに夏の無人島での生活の番組などが写し出されます。
トーベ・ヤンソン生誕100年を記念に、歌を歌うのですが、別に普段だったらそんな風にはならない歌だったと思うのですが、塞がっていた胸の何かが解けて通っていったのか涙がボロボロこぼれて止まらなくなりました。
別に泣くような内容の歌ではありませんでした。
いつか忘れてしまうかもしれないので、曲を書いておくと、フィンランドのフォークソングで、 264.Lapsuuden toverille 初恋の君よ。 アレンジ作詞・渡部 翠 です。
1.野原にたたずむ君は、 可憐な花だよ。
三つと五つで出会って、少女の君と、
十五で離ればなれになってしまったんだ。
2.奇跡の再会だったね 夢のようだよ。
二度と再びこの手を、離しはしないよ。
二人で、いついつまでも、幸せに暮らそうね。
フィンランドでバースディソングとして有名な曲だそうです。
他の美術館の作品も鑑賞しました。
近くに岡山神社がありお参りします。
川沿いに桜も咲いてよい天気です。
岡山駅の観光案内所で資料を色々探します。桃太郎の絵本もありました。事前にネットで自転車で史跡巡りができると知り、明日はそうできたらいいなと思っていたのですが、分かりやすい地図も置いてありました。
この日は皆既月食で、天気が良ければ見ようとおもっていたのですが、雨が降ってきたようです。
観光案内を眺めます。自転車で回るのは難しいかもしれないと思っていたら、吉備津神社と吉備津彦神社とを結ぶ道が山にあるようで、こちらにいってみようと思いました。
2017/4/22~4/28
4/22 新緑の森林浴の広場かな
4/23 行く春の温もりつまる布団かな
4/24 裏口の戸にぶらさがる茹で筍
4/25 バラの枝植えてみる春曇り空
4/26 暮の春メールフォルダ行方不明
4/27 夕暮れに咲いたと気づくリラの花
4/28 丸い方甘いと食す莢豌豆
2017/4/15~4/21
4/15 洗いたての白木苺の花
4/16 移動する音の点滅初蛙
4/17 雨の前一輪摘まれたぼたんかな
4/18 塀の上影に見上げる花は葉に
4/19 商店街遍路用品並ぶ店
4/20 天辺の点ったような躑躅かな
4/21 クルクルとミニ鯉幟の風車
2017/4/8~4/14
4/8 信号で立ち止まり入る花の雲
4/9 目が冴えて日付を跨ぐ目借時
4/10 夕桜海まで続く西日かな
4/11 民家から人でなかった初音かな
4/12 明かり漏れ木立の隙間朧月
4/13 赤い月向かって歩く春野かな
4/14 埋め尽くす一枚のげんげ夜の道
2017/4/1~4/7
4/1 至近距離立ち止まり見る春の鳥
4/2 春の雷カバンに追加予備雨具
4/3 燕の巣まだの場所近く蚊の柱
4/4 晴明に小窓切り取る朝日かな
4/5 色あせて密集花壇チューリップ
4/6 花の雨続くと予報土日まで
4/7 病院のそば思いがけず夜桜
2017/3/25~3/31
3/25 地の上をちらちら動く紋黄蝶
3/26 花冷えにブログ参考修理する
3/27 夕暮れの境内浮ぶ雪柳
3/28 春時雨顔にあたる朝の道
3/29 菫草構われもせず顔を出す
3/30 風光る昨日と変わる川辺かな
3/31 準備中開花していく春の花
2017/3/18~3/24
3/18 猫通る羽ばたきそうな豆の花
3/19 下萌にミニ烏の羽験担ぎ
3/20 墓参り晴れのち雨の春分
3/21 春陰に買い置きホイップ菓子作り
3/22 名を知らぬドライフルーツ齧る春
3/23 花散らし光を透かす梅桃
3/24 橋の上季節をくぐる柳の芽