2018/5/16~5/31
5/16 空豆の空に重なる心かな
5/17 ひめぢをん揺れ押し寄せて来る波頭
5/18 神鳴に背筋が伸びる窓辺かな
5/19 休日の静寂の池未草
5/20 新玉葱大から小まで並ぶ
5/21 夏の星いつもの空にビルが建つ
5/22 変色のくちなしの花今日気付く
5/23 警戒のシックスセンス起きる初夏
5/24 笑み浮ぶ再生回数雲の峰
5/25 冷えらぶ遅れぬように戻るバス
5/26 台場線夕焼摩天楼橋見えて昨日のような映画のセリフ
5/27 仏戻る輪王寺宝塔青蜥蜴
5/28 スカイツリーつかのま夕焼枕橋
5/29 梅雨入りと張りつく湿気に納得
5/30 ほどく荷とごちゃ混ぜになる衣更
5/31 マゼンダのサボテンの花羽開く
2018/4/14~4/30
4/14 筍の切り口はまだ新しい
4/15 傘を干す青空の下松の花
4/17 マイ祭壇話しかける夜半の春
4/18 例えば好きな色はリラの花咲く
4/19 期限内読み切れぬ本買う暮春
4/19 そんな偶然あるのだと二年後の大河琵琶湖と連想ワード
4/20 器選び搗き立て食べる蓬餅
4/21 引っ張り出す昔のCD暮の春
4/22 天王星天球の音楽オズへつづく道
4/23 ヘッドホン越しに聞こえる春の雨
4/24 明り差す窓際にあるスズラン
4/25 初蛙鳴き声猫に見つかるな
4/26 隣国に和平近づく春の風
4/27 カサカサと上向けばミニ鯉幟
4/29 朝寝してリストをこなす三連休
4/30 蚊帳の中一安心する顔の上
門司港 下関 2016/7/18
翌日は快晴です。
門司港レトロ地区を散策します。
1889年(明治22年)に開港です。
旧門司三井倶楽部を裏側から見た写真だと思います。
旧大阪商船。
洋館とバラの組み合わせは明治時代のノスタルジーがありますね。
入口です。大正期の近代化を示す建物だそうです。アールデコ調のデザインです。
門司港から下関(唐戸)まで船で渡ります。
船からの門司港の建物です。
出発です。五分ほどで着きます。
海響館へ行く予定です。
唐戸市場は5時から12時までで、祝日には飲食イベントをされているようでしたが、水族館から出たころには時間が合わないかもしれないので、でも別のところでフグは食べられたらと思いながら歩いていきます。
門司港の方角です。海響館の入口は反対側だったので周っていきます。
ペンギン村です。地上での動きと違い、餌やりの時間になると、水中から小さなロケットのように飛び出してきます。
泳ぐ姿も早いです。
水槽越しに下の通路の人が見えています。
アクアシアターへ行きます。関門海峡が見えています。
ショーが始まる前に、ショーではないですが親イルカの真似をして子供のイルカも後から続いて何度もジャンプをしていたので自主的に楽しんで飛んでいたようでかわいかったです。
川の生き物のコーナーです。
フグの水槽が並んでいます。
亀です。
フグ目魚類を常時100種類展示しているそうです。
上の写真は違うフグですが、下関のフグと言えばトラフグで、関門海峡は重要な産卵場所の一つだそうです。
関門海峡潮流水槽では、潮の流れや渦を再現しているそうです。
どのあたりの海の水槽か忘れてしまったのですが、鮮やかな黄色い魚が混じっています。
海中トンネルでイワシの群れを見ます。きれいです。
エイが横切って行きます。
カニです。磯の生き物にさわれる場所もありました。
川の生き物は下関の水がめ、木屋川の生き物が展示されています。
明かりが暗くなり、クラゲの姿が見えてきます。
アマクサクラゲだったでしょうか。随分と長い触手です。
いろんな種類がいます。
クラゲコーナーに癒されます。
ウツボのファンではないですが同じポーズの写真をほかでも撮ったのを思い出します。
とても混んでいました。
ゴマアザラシがいます。温泉に浸かっているように顔だけ水面から出ています。
もう一匹やってきました。
先ほどのアクアシアターで見かけたイルカの親子かもしれません。
まだ小さいのでショーの出番はなかったのですが、元気に泳いでいました。
そろって泳いでいます。
見た事のない生き物が沢山います。
ショーではアシカが頑張っていました。
シロナガスクジラの全身骨格標本が展示されています。水族館から出ると港の近くで猿回しがされていました。
お昼はフグを食べることができました。小野茶のソフトクリームがあります。暑い日だったので、気が付いたらコーンのフリルのようになったところから溶けて流れ出してしまいました。
赤間神宮へ歩いていきます。
竜宮城を模した水天門が見えてきます。
境内に入ります。狛犬います。毎年 5月2日の安徳天皇御命日から3日間 先帝祭が行われているそうです。
父獅子。カメラの縁に指が当たっていたようで入ってしまいました。
母獅子。「口中の玉は石彫の過程で仕上げており、あとでいれたものではありません。頭から台座まで見事な出来栄えの獅子であると申せましょう。 」
見事な狛犬ですが、すぐ近くに御手洗いがあったのが、気の毒なきがしました。
宝物殿に入ります。屏風を眺め平家物語の流れを追います。琵琶も展示されています。『耳なし芳一』の舞台になった場所でもあります。
平家一門の墓のある七盛塚へ。近くに芳一堂があります。音楽が突然流れてきて不意打ちだったので驚きました。
階段を登って神社へ。お参りします。おみくじを引きます。第八七番 末吉でした。「運勢 自分も不安、周囲も不安。実力の不足がやや見える状況に立っています。「上手に冬を越して春を待つ。」こういう時は派手に動かず、じっくりと腰を据えてひたすら実力を蓄えるべきです。足元の小さな事柄から一つひとつ片付けていくこと。いたず分不相応の事に手を出すと大きな失敗をします。」とありました。
亀山八幡宮へ。日本一のふぐの像です。
主祭神 応神天皇 仲哀天皇 神功皇后 です。お参りをします。
金子みすゞの 夏越まつりの詩碑があります。
ぽっかりと
ふうせん、
瓦斯の灯が映るよ
影灯籠の
人どほり、
氷屋の聲が沁みるよ
しらじらと
天の川、
夏越祭の夜更けよ。
辻を曲れば
ふうせん、
星空に暗いよ。
階段をの登ると亀山八幡宮があります。下の通りからもふぐの像が良く見えていました。
門司港へ引き返します。銭湯へ行きます。16時前だったのでまだ空いておらず、また後から行きました。昔ながらの銭湯で、それぞれちかう種類のお風呂にはいります。普段はあまりしない冷たいものを摂りすぎたり冷房の効いた部屋で過ごしたので知らずに体調を崩していたのかもしれません。出た後は温もってすっきりしていました。
小倉へ移動します。小倉駅新幹線口(北口)の『銀河鉄道999』の「メーテル」「鉄郎」「キャプテンハーロック」の銅像です。北九州市漫画ミュージアムが近くにあります。
時間には余裕があったのですが、不測の事態に備えて早めにフェリー乗り場で待ちます。無事、帰ることができました。
博多 小倉 2016/7/17 ②
小倉へ到着です。
予定表を見ると、お城の周辺が据え太鼓披露会場で17時から始まっているようです。
その前に、鳥町食堂街へ行ってみます。まち歩きマップによると「終戦直後の闇市から生まれ、小倉の台所として市民の腹を満たしてきた。ー 古き良き昭和の面影が今も色濃く残っている。」細い路地を進みます。小倉名物焼うどんを食べてみたかったのですが、開いておらず、近くにある「文豪・松本清張もひいきにしていたという中華の名店「耕治」」の近くで、丁度出て来られたお客さんにおいしいですよ教えていただき、入ります。
ラーメンセットをいただきます。ジャスミン茶が出されたのですが、なんだかとても気にいる組み合わせでした。
おいしく食べ終わり、路地裏アーケードから、近代のアーケードに出ると、道の端で男性が横たわっており、お酒の飲みすぎで酔っ払って眠っているのかと思ったら、急性アルコール中毒なのか、体調が悪いようで、びっくりしていたら、お巡りさんがやってきて声をかけていたので、気になりつつもその場から離れます。
紫川を渡り、八坂神社へ。
明かりが幻想的です。
御祀神 スサノオノミコト「元和3年(1917)、小倉城主の細川忠興が鋳物師蝶に祇園社を祀りました。明治時代に八坂神社と改名し、昭和8年(1933)に小倉場内の現在地に移設。忠興の眼病平癒祈願の石造灯籠や鳥居は県指定文化財です。」
行儀よく座っている猫ちゃんがいました。
太鼓の音が響いています。
大勢の人です。かき氷を食べながら太鼓を聞きます。
なんだかいろいろくっついているいろんなものが、振動で取れていくようでいいですね。駅まで歩いている途中いくつか山車を見ることができました。
門司港へ移動します。町並みは夜に沈み見えません。駅から離れていますが、泊まった宿が、改装を終えたばかりくらいの部屋らしく、この金額でこの部屋に泊めてもらってもいいのだろうかとお風呂も広くてきれいだったことが印象に残っています。
冷えたビールを飲みつつ過ごします。
2018/4/1~4/13
4/1 持ち帰る百合濃厚な春の宵
4/2 春眠し知らぬ間に次のベルの音
4/3 冬物を少しづつ洗う春の日
4/4 鈴なりのブルーベリーの花うれし
4/5 一輪の緋牡丹で変わる雰囲気
4/6 新緑を揺さぶる久しぶりの雨
4/7 春ストーブなごむ雨の日の帰宅
4/8 一面の椿掃く留守の休日
4/9 遠くから気づく山吹日に残る
4/10 両脇に色違いの苧環
4/11 蝶が飛ぶ毎日違う花が咲く
4/12 同じ場所続く事件聴く春の夕
4/13 花は葉に四季の変わるボーダーライン
2018/3/25~3/31
3/25 引き返す帰り道増える花の宴
3/26 雪柳振り乱す白髪揺れる
3/27 自転車を降りて続く夕桜
3/28 砂時計引っ繰り返し耳にする一茶の句数鑑みる春
3/29 夕はんぶん残った蒲公英の絮
3/30 春コート襟元開ける下り坂
3/31 花吹雪とらえようと次を待つ
2018/3/12~3/16
3/12 梅桃元から声をかける猫
3/13 脱衣所の隅昨日からの春の蚊
3/14 不自然な騒めき起こす女子高生夏の映画の曲知る春夜
3/15 暮れ遅し青いベール掛かる景色
3/16 年を越すバラ紅の芽を伸ばす
2018/3/6~3/11
3/6 風邪予防気を付ける食残る寒さ
3/7 新ジャガのポテトサラダ除けておく
3/8 随分と背が高くなる白椿
3/9 荷を纏め細い月下げ春の旅
3/10 券確認黒としましま春の服
3/11 はるかすのミニチュアの街入る春
2018/2/26~3/5
2/26 目の疲れ癒えるまでいたい目借時
2/27 コンサート終わり見上げる春の星
2/28 春の嵐均衡保つ自転車
3/1 枝の色薄めたような花杏
3/2 帰宅して暦確認春満月
3/3 残る枝そのまま活ける桜かな
3/4 温泉で体重最大気づく春
3/5 春の雨スコールのように過ぎる朝
2018/2/10~2/25
2/10 寒戻る油断して裾濡らす雨
2/11 陽が当たり育ったと聞く梅探る
2/12 酸っぱさが予想反する冬苺
2/13 表面化ヘルペス現る寒の明
2/14 四十九日お経唱えるバレンタイン
2/15 旧暦の大晦日潜る鳥居
2/16 リンクする気の本伏せる春の闇
2/17 足の冷え栓閉め直す湯たんぽ
2/18 伊予柑の皮を集め入浴剤
2/19 昨日からページを捲る春の色
2/20 焼芋やアルミから出す黄金色
2/21 伊予柑の皮山となりジュースかな
2/22 怠さ残る竹踏み痛い春の夜
2/23 細い枝ようやく満開冬薔薇
2/24 春夕焼木に電線に引っ掛かる
2/25 ウォーキング春告草を探しつつ
2018/1/6~1/31
1/6 冬萌のような色した毛糸玉
1/7 行きがけに水仙眺める七日かな
1/8 成人の日注連飾りかけ行く車
1/9 寒風に立ち向い漕ぐ緩い坂
1/10 観終って同名呼ばれた気がすると
立ち去る女性鎌倉ものがたり
1/11 いちばんの極寒に思う朝の道
1/12 照らされて地面で消える六花
1/13 昼起きて日影に足跡雪の上
1/14 予想して似合う色探す寒四郎
1/15 マフラーの形に成った毛糸玉
1/16 PCの不調悩める四温かな
1/17 プール後のフロでも寒垢離数秒
1/18 通るたび角度違えるチューリップ
1/19 なにもかもOFFで休みたい冬の日
1/20 冬温し木洩れ日揺れる墓へ行く
1/21 入れ替えのPC見に行く冬の日
1/22 もう少し頑張ってもらうパソコン
1/23 スキー場すぐ傍に落ちる噴石
1/24 薄曇り風に漂う六花
1/25 首都大雪雑誌遅れの張り紙
1/26 水凍る夜までそのまま底メダカ
1/27 荷を預け雪考慮する郵便局
1/28 チョコ売場美術展のように見て歩く
1/29 久しぶりの猫来てなでる冬の夜
1/30 四年分ブログ読み返す一月
1/31 冬満月食の頃赤銅色
2017/12/16~2018/1/5
12/16 葛湯のみ星座の本を上にする
12/17 賀状書く前に作ろう干支の犬
12/18 温かい飲み物迷う冬籠
12/19 静電気対策して毛布もぐる
12/20 アザラシの映像離れぬ霜月
12/21 冬薔薇の蕾のままの植木鉢
12/22 森茉莉のバラ色に近い冬暁
12/23 縁に置く昨日の名残のゆずをかぐ
12/24 均等にサンタ移して切るケーキ
12/25 年の瀬に最終回を再視聴
12/26 今日中に花入れ替える春支度
12/27 寒オリオン以外も星図たどれそう
12/28 お坊さんみたいと思う散髪の姿思い出す冬の朝かな
12/29 納める品探すそば座る師走
12/30 奥ノ院思い浮かべてピンクの花
12/31 洗面所テレビではない除夜の鐘
1/1 坂上り摩尼車回し初景色
1/2 読める字で子供の頃のかるたかな
1/3 経唱え漱石の句を思い出す
1/4 箱を出る風邪ひき猫の背をなでる
1/5 雑炊や驚く話野菜の値