朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

2018/03/10 難波

  今回は大阪でのフジファブリックのライブに行きます。 

f:id:oborodukiyo22:20180310081353j:plain

 何から書こうかな。その日から今まで沢山時間があったので考えたことは随分あったんだけど。 

f:id:oborodukiyo22:20180310081429j:plain

 私がフジファブリックの曲をちゃんと聞いたのは2017年ぐらいで、それまでも『モテキ』で耳にしていたり、いくつかの映像と曲は聞いたことがあって、今時の若い人達に人気のある曲なんだろうと思っていたと思います。

f:id:oborodukiyo22:20180310092842j:plain

 2016年の年末ごろに、それまでYouTubeで気になっていた斉藤和義の歌う『地平線を越えて』を聴きたくなって、DVDを購入し、そのとき作った人達のも聴いてみようと思ったのがきっかけです。

f:id:oborodukiyo22:20180310092957j:plain

 それから延々と聴き続けて日記を拾い読みして楽器ごとに聴いてみて、少しずつ時期が離れて他のアルバムも聞いて『クロニクル』も聞いて、また戻って聞いていました。 

f:id:oborodukiyo22:20180310093010j:plain

 はじめにあれっ!?ておもってちゃんと聞いてみたときに思ったのは、まいったなあ、ロックオンて感じ、なんかつかまってしまったかもしれないっていう意味も含めて。f:id:oborodukiyo22:20180310093030j:plain

 とても伝えたいことがあって心残りだったのか、それまでも偶然やなんだか不思議なことが起こっていたのかも知れなくてもはっきりとわかってなかったことがつながっていったような、霊界通信で夢で見たこともその時は分からなかったけど、もしかしたらということがつながっていって。2017年の2月3月ぐらいです。

f:id:oborodukiyo22:20180310093039j:plain

  夢の内容は、びっくりしないように、ショックを受けないように、なるべく辛い思いをしないとよいなあ、笑みがうかぶようなと思っているような、やさしいのだろうなと思うようなおかしな人だなあというような内容です。 

f:id:oborodukiyo22:20180310093100j:plain

 やさしいということならフジファブリックみんなそうなんだろうと思いますが。 

f:id:oborodukiyo22:20180310093126j:plain

でもなんだか順序が逆じゃないかと思う。

2018年の9月30日に『オッドトーマスの予知夢』を読み終わって「何事にもしかるべきときがある」としても。『霊感』は、読むと会えるような気がして好きだな。この時持っていった本は、『 救済』でした。

 f:id:oborodukiyo22:20180310093140j:plain

  色々気になっていたホロスコープを眺めて、それでなにかわかるわけじゃないけど、私にとってフジファブリックの音楽の効果は、その一つは「思考が健康的になります」という占いの言葉に頷きます。

f:id:oborodukiyo22:20180310093217j:plain

 些細なでも日常で起きるギャップ?流れていく見えない切り傷をつくるようなことに遭遇したときに、『ファンシィダンス』でマソホさんに気にするなよって聞こえる時のような。

f:id:oborodukiyo22:20180310093235j:plain

 翌朝は晴れです。

f:id:oborodukiyo22:20180310093318j:plain

 フェリーターミナルの通路で、下船する前にお手洗いで、近くにいた部活の遠征ではないかと思われる学生らしきひとが私を見かけて、ついてないなあというようなことを隣の人に言っていたのを思いだし、同じ舟に乗っていたのだから、同郷の人なのではないかと思うけれどその事を思い出して、『クワイエットルームにようこそ』のラストのシーンの主人公のように、なんだか笑いがこみ上げてきて軽快な気分で歩いていました。

f:id:oborodukiyo22:20180310093325j:plain

 生国魂神社へ行きます。大阪の総鎮守であり、2700年ほど前 神武天皇が生島神(いくしまのかみ)足島神(たるあしのかみ)を祀ったのが創建だそうです。

f:id:oborodukiyo22:20180310093609j:plain

 お参りをして、摂末社に行きます。お稲荷さんがあります。お百度まいりというのが、生々しいです。お稲荷さんは、地元にはほとんどなくてあまりなじみがないのですが、ご利益がありそうです。

f:id:oborodukiyo22:20180310093621j:plain

 旅の挨拶や安全、あれやこれや祈ります。

f:id:oborodukiyo22:20180310093744j:plain

  Dr.コパの風水術の本を、現実にそった知恵や自分にもできそうな開運の具体的な行動や方法が載っていて、時々思い出したように眺めるのですが、あるとき、2011年ぐらいに「お悩み相談は人より神さま」というような風水縁起に特に惹かれて、自分では対処できそうもない問題が山積みのように思えて、どうしようもないように思えるときはそれから、神社に前より良くいくようになったように思います。

f:id:oborodukiyo22:20180310094022j:plain

 おみくじを引きます。「凶吉向(きょうきちにむかう)」という初めて見る種類のおみくじを引きました。

f:id:oborodukiyo22:20180310094711j:plain

  本殿です。

f:id:oborodukiyo22:20180310094950j:plain

 時間はかかることもあるようですが、報われるようなよい内容でした。

f:id:oborodukiyo22:20180310094959j:plain

 こちらの狛犬は、角のある狛犬です。お参りを終えて、あべのハルカスへ行きます。

f:id:oborodukiyo22:20180310101239j:plain

地下鉄の案内に沿って出たところからの景色です。

f:id:oborodukiyo22:20180310111536j:plain

建物の屋上、はるかす300展望台 地上300メートルへ。

f:id:oborodukiyo22:20180310121850j:plain

高いです。天気に恵まれ、大変見晴らしが良いです。「晴るかす。 それは「晴れ晴れとさせる」を意味する古語。」と紹介があります。

f:id:oborodukiyo22:20180310121913j:plain

下がガラス張りになっている個所があり、大丈夫と分かっていても踏むのは怖いです。明日行こうと思っている天王寺もよく見えています。f:id:oborodukiyo22:20180310121925j:plain

「EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)」というアトラクションがあることを知ります。「地上300mのビル最頂端部となる外周ガラスの上部に新設した、 幅約60㎝、長さ20mのデッキの上を、命綱を装着して歩き、スリルを味わうアトラクションです。 このようなアトラクションは日本初となります。超高層ビルから真下をのぞくことができるぎりぎりの場所に 身⼀つで⽴ち、さえぎるものが何もない状態で360度の絶景と、はるか眼下に広がる街並みを全身で体感いただけます。」

f:id:oborodukiyo22:20180310122102j:plain

2018年3月7日より始まったようです。

f:id:oborodukiyo22:20180310122213j:plain

 時間が早いため、予約なしで参加できそうなのですが、意外に自分は高所恐怖症だということに大観覧車に乗った時に気付いたので、前もって相当覚悟を固めてでないと当日の思い付きでアトラクションを体験してみることは無理でした。参加している人に手を振ります。イナバウワーすごいです。

f:id:oborodukiyo22:20180310122541j:plain

 タワー兄弟が見えます。

f:id:oborodukiyo22:20180310122915j:plain

天空庭園でパインアメソフトクリームを食べました。f:id:oborodukiyo22:20180310123429j:plain

 あべのハルカス美術館東郷青児展を鑑賞します。教科書か、画集かなんで見たのか忘れたけれど、『超現実派の散歩』もあります。f:id:oborodukiyo22:20180310123448j:plain

 「青児のことば   僕はサンティマンタリズムを、ほかの人ほど軽蔑しない。絵をかく動機が、サンティマンによって発火されることが縷々あるのだ。(中略)僕は甘いトロケルような絵が描いてみたい。しかしそれが純粋でなかったら、それこそ鼻持ちがならないに違いない。」

 美術展のポスターの ―青児美人のできるまで とある女性の絵の数々と『超現実派の散歩』の絵の作者が、同一人物であると結びついていませんでした。

生誕120年 東郷青児展 夢と現(うつつ)の女たち
 
 進んでいき、展示の最後のほうで二人連れのご婦人方の後ろにいた時に「やっぱり男の人ってねぇ」と聞こえてきて、「ねえ」と私も心の中で言葉をかえしていました。モデルになった女性のヌード写真が展示されていましたが、時代を感じませんでした。
 

f:id:oborodukiyo22:20180310123830j:plain

 でも、考えてみれば、生誕120年で、激動の世界対戦や物資不足の時代も変わらず、真の芸術を伝えたいと自分の美の世界を保ちつづけたということはそういうことを意識することなく作品を鑑賞していたということが偉大な事だったのかもしれないと思いました。

f:id:oborodukiyo22:20180310123952j:plain

 なんばHatchへ道に迷うといけないので場所を確認しようかと思っていたのですが、そのまま一旦、宿へ行きます。案外迷わずに到着できました。

f:id:oborodukiyo22:20180310123958j:plain

そんなこんなで、現実には知らないのに、その頃にはすっかりよく知っている人達のような気になって、会場へ。後ろの方にいました。楽しかったです。

f:id:oborodukiyo22:20180310124130j:plain

 フジファブリックのメンバーの出身地の紹介の時、それぞれバラバラですが、大阪出身と認識されてないのじゃないかと、話していました。ふーむ。出身地は知っているが、そのなかでは唯一琵琶湖の水で育った琵琶湖の民ではないだろうかと思っていました。

f:id:oborodukiyo22:20180310124324j:plain

券確認黒としましま春の服  

この日の俳句です。

f:id:oborodukiyo22:20180310124617j:plain

 サポートドラマー・玉田豊夢 軽やかに楽しそうに演奏していました。

f:id:oborodukiyo22:20180310125420j:plain

瀬戸内海の方向です。

以前、大分の「KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2013-2014 "斉藤 & 和義"」以来、親しみをもって、あ、豊夢くんだ、とメディア等で見聞きする機会があると思っています。

f:id:oborodukiyo22:20180310125500j:plain

あまり、そういうタイプではないと思いますが、ごくたまに邦楽のロックの雑誌を読みます。(ニルヴァーナの特集があるときは、洋楽も日本版のを読みます。)

f:id:oborodukiyo22:20180310125615j:plain

それで、2001年ごろに、集中して読んでいた時期があって、その時にそのころの写真を見ていたのではないかと思うのですが、探せば発掘できると思うのですが。。

f:id:oborodukiyo22:20180310130512j:plain

 なかなか得体のしれない闇鍋というか、未知の可能性の集団というか、そういう感じの、たぶん今よりだいぶ尖がって。

f:id:oborodukiyo22:20180310131224j:plain

 2018年から、時々朝のNHKの俳句の番組を視聴するのですが、瀬戸内寂聴に、現在のかつてより、より大変になっているような時代に生きる若者はどうすればよいかを尋ねた時があり、回答はいつの時代も若者に必要なのは恋と革命で、そういうのがあればいいんですよというようなことだったのですが、今は余裕や洗練が占める部分は、そのころはそれらのエネルギーがより高かったんだろうという感じで、でも音楽は美しくと思われるそのころの演奏も実際に聞いてみたかったと思いました。

f:id:oborodukiyo22:20180310132643j:plain

 もっとも、当時の私はかろうじて形を保ってはいるものの、崩壊寸前だったので、頭では理解できても、現実では何も受け取れず外側を流れていくだけになったかもしれません。

f:id:oborodukiyo22:20180310200413j:plain

ドロシー・ギルマンの『一人で生きる勇気』を数日前に手に取ってぱらぱらと読み返し、孤独について書かれた章があり「むずかしい問題には一人で立ち向かわなければならないとか、特別な経験は―残念なことだか―、けっして人と分かち合うことができないとかいうことがわかったときに感じる孤独感である。」という箇所が開き、ずいぶん後になってから、もしかしたら、フジファブリックの人達は、同じ場所を通ったかもしれないと思いました。

f:id:oborodukiyo22:20180310200514j:plain

帰るときは、迷いました。

f:id:oborodukiyo22:20180310200552j:plain

  夜景がきれいだなーと寄り道したら、方角がわからなくなったのと、ついてから、出る場所の番号を間違えて、夜になり景色も見覚えがなくて。戻って、たどり着けました。

2018/9/1~9/15

9/1 震災忌南海トラフのシュミレーション

9/2 雲の峰膨らみ崩れ灰の色

9/3 テーブルの葡萄季節の流れ知る

9/4 予報より台風そっと過ぎた土地

9/5 秋冷に読みかけの本重ねゆく

9/6 排水溝一声蟋蟀車輪下

9/7 北海道ふゆ支度いる震災

9/8 くたびれてだらりと伸びて秋扇

f:id:oborodukiyo22:20180826160716j:plain

9/9   肌寒や豪雨にこもる日曜日

9/10 新月にまずは火星双眼鏡

9/11 つっかけで夕暮警戒秋の蚊

9/12 入れ直しパンク確定秋曇

9/13 手動式ラジオ確かめる秋の夜

9/14 三連休2回連続前日

9/15 映画館乱歩思い出す古代ザメ

f:id:oborodukiyo22:20180826195812j:plain

 

2018/8/16~8/31

8/16 珍しく深夜猫鳴く翌朝に何があったか別猫のケガ

8/17 晩涼にしばし佇む窓辺かな

8/18 背高の百合窓の外花ひらく

8/19 あれもいる亀からペガサス浮くプール

8/20 惜しみつつ造り方は知る甘酒

8/21 川下の見通す先の夕焼空

8/22 白秋の強風の中伸びる虹

8/23 台風接近今日も虹鳥越える

f:id:oborodukiyo22:20180826150743j:plain

8/24 炎熱や蚊の出現なき二ヶ月

8/25 大阪城月に思い出し笑い

8/26 夏の果咲く花辿る植物園

8/27 新造船フェリーを降りる夏の潮

8/28 月涼し火星と励むダイエット

8/29 霍乱の寝不足残し荷片付け

8/30 はじまったもんじゅ廃炉夏終る

8/31 天辺のアサガオ気まぐれ別の色

f:id:oborodukiyo22:20180826153831j:plain

 

2018/8/1~8/15

8/1 撮り忘れ最大火星八月に

8/2 同じ場に日毎に増える蝉の殻

8/3 作る年忘れる梅酒移し替え

8/4 鳥落とすユリ丈越えてつく蕾

8/5 刺さるトゲ打揚花火と薄れゆく

8/6 原爆忌テレビ離れて黙禱す

8/7 白秋に足踏み入れる交差点

8/8 コースターようやく夏に取り替える

f:id:oborodukiyo22:20180715192712j:plain

8/9   足ツボの痛み胃の辺り?夏の夜

8/10 洗い物終えてスイカの一休み

8/11 蓮写す人を見かける墓参

8/12 甲子園風に押されるボール追う

8/13 浮き立って妙に明るい盆の朝

8/14 夏痩せに無縁健診結果読む

8/15 口コミの映画満席夏旺ん

f:id:oborodukiyo22:20180826145706j:plain

 

2018/7/16~7/31

7/16 夏旺ん背中のはりを湯で癒す

7/17 雨上がりの獲物か蟻の列

7/18 片手では折れそうもない日輪草

7/19 睡眠負債抱え続く短夜

7/20 塩素におい郷愁さそうプールかな

7/21 レース中朝顔の蔓二階まで

7/22 風待月連想広げる漢字

7/23 熱帯夜二段重ねの高気圧

f:id:oborodukiyo22:20180728140821j:plain

7/24 炎天下オリンピックは二年後に

7/25 左右に木突如爆音蝉時雨

7/26 並ぶ曲リクエスト絞る夏の夜

7/27 目の隅に西日捉えるガラス窓

7/28 大き目のろうそくに変える庭花火

7/29 駆け抜ける逆走台風日曜日

7/30 見えぬけど思い直して夏祓

7/31 最接近火星みようと氷水 

f:id:oborodukiyo22:20180728140951j:plain

 

2018/7/1~7/15

7/1    黄と紅のサーカスのよな粉白花

7/2    高い湿度打ちつける音簾巻く

7/3    二度目起き午前三時のサッカー戦

      二度寝してまたニュース聞く朝

7/4    アイスクリーム見たことないとつられ買う

7/5    ふくらんだブルーベリー摘む五月闇

7/6    天気予報警戒色で出水川

7/7    忘れた頃の豪雨ではじまる夏の朝

7/8    日が射して露草きらり雨上がる

7/9    回転灯増水の川夏の山

7/10  まれにみる豪雨と共に梅雨明ける

7/11  一斉に回り始める風車

   スポイルされた時間夢見る幻想

   JK?タメじゃないから御勘弁

    『サニー』するのか女の友情

7/12 蝉の声以前と種類入れ替わる

7/13 町明り反転映す田水張る

7/14 連れだって赤い帯ゆれ女の子

7/15 僅かになる緑陰探す昼下がり

   他よりもわかりやすいと聞いてなお

    感想保留『パンク侍』 

f:id:oborodukiyo22:20180715194424j:plain

 

2018/6/16〜6/30

6/16 ワールドカップ寝不足人口増える夏

6/17 食べ終えてくつろいだ猫夕端居

6/18 月見草雨乞う覗色の暮れ

6/19 玉蜀黍三段重ピラミッド

6/20 待機する月見草の咲く瞬間

6/21 先週より雲に負けじと湧く四葩

6/22 夏燕見掛けて安堵巣が移動

6/23 折れ曲がり空が広がる田植かな

6/24 気が付けば風の通りで午睡かな

6/25 梅雨晴間隅まで拭い取った空

6/26 挿し木に水のちの遅れて五月雨

6/27 湿気乗せ青すじ揚羽ゆらゆらと

6/28 白南風に動かぬ明り宵の星

6/29 六月のホール響く音ミッフィー

    口元になり電飾を追う

6/30 ぶつかってかなぶん夜の訪問者

f:id:oborodukiyo22:20180527092525j:plain

 

2018/6/1~6/15

6/1   あいまいな数値の量り衣更

6/2   超極薄針先のようなめだか

6/3   赤い実につられて見つかるカエルかな

6/4   梅雨曇り烏の羽の道しるべ

6/5   一輪残し生けられたどくだみの花

6/6   豆御飯ダイエットレシピしのばせる

6/7   裏庭で刻々膨らむ紫陽花

6/8   ガーベラの葉の様子も知る植木鉢

6/9   コンビニで麒麟にしてみる缶ビール

6/10 白ばかり見掛けるような夾竹桃

6/11 蛍石割れPC見る夏の宵

6/12 葉に残る梅雨掠り朝起こす猫

6/13 梅雨晴れ間受け付け時間急ぐ道

6/14 水遣りの苗聞く側に青い柿

6/15 本物と和菓子のびわの並ぶ夕

f:id:oborodukiyo22:20180527101049j:plain

 

2018/5/16~5/31

5/16 空豆の空に重なる心かな

5/17 ひめぢをん揺れ押し寄せて来る波頭

5/18 神鳴に背筋が伸びる窓辺かな

5/19 休日の静寂の池未草

5/20 新玉葱大から小まで並ぶ

5/21 夏の星いつもの空にビルが建つ

5/22 変色のくちなしの花今日気付く

5/23 警戒のシックスセンス起きる初夏

5/24 笑み浮ぶ再生回数雲の峰

5/25 冷えらぶ遅れぬように戻るバス

5/26 台場線夕焼摩天楼橋見えて昨日のような映画のセリフ

5/27 仏戻る輪王寺宝塔青蜥蜴

5/28 スカイツリーつかのま夕焼枕橋

5/29 梅雨入りと張りつく湿気に納得

5/30 ほどく荷とごちゃ混ぜになる衣更

5/31 マゼンダのサボテンの花羽開く

f:id:oborodukiyo22:20180527093006j:plain

 

2018/5/1~5/15

5/1  残る冷え対策思案冷房

5/2  連休をかき混ぜそうな春嵐

5/3  倉庫掃除本に止まる手春暮る

5/4  桑いちご競うような熟し方

5/5  柏餅残りは明日と話す声

5/6  風通し一気呵成刈る茂み

5/7  油断して緑雨袋の本ぬらす

5/8  夏の雨昨日の続き過去のテレビドラマ鬼太郎が見た玉砕

5/9  記念に食べきる苺アイスクリーム

5/10   窓の外新樹光の乱反射

5/11 近づいて違い確かめるあやめかな

5/12 先週はまだの通り田水張る

5/13 鉢植えの日向に移すつつじかな

5/14 薄暗い台所にある夏みかん

5/15 金宝樹夏への思いの噴出

f:id:oborodukiyo22:20180520141254j:plain

 

2018/4/14~4/30

4/14 筍の切り口はまだ新しい

4/15 傘を干す青空の下松の花

4/16 春の闇新月天王星

4/17 マイ祭壇話しかける夜半の春

4/18 例えば好きな色はリラの花咲く

4/19 期限内読み切れぬ本買う暮春

4/19 そんな偶然あるのだと二年後の大河琵琶湖と連想ワード

4/20 器選び搗き立て食べる蓬餅

4/21 引っ張り出す昔のCD暮の春

4/22 天王星天球の音楽オズへつづく道

4/23 ヘッドホン越しに聞こえる春の雨

4/24 明り差す窓際にあるスズラン

4/25 初蛙鳴き声猫に見つかるな

4/26 隣国に和平近づく春の風

4/27 カサカサと上向けばミニ鯉幟

4/29 朝寝してリストをこなす三連休

4/30 蚊帳の中一安心する顔の上

f:id:oborodukiyo22:20180331140339j:plain

 

門司港 下関 2016/7/18

 翌日は快晴です。

f:id:oborodukiyo22:20160718100407j:plain

 門司港レトロ地区を散策します。

f:id:oborodukiyo22:20160718100528j:plain

 1889年(明治22年)に開港です。

f:id:oborodukiyo22:20160718100547j:plain

 旧門司三井倶楽部を裏側から見た写真だと思います。

f:id:oborodukiyo22:20160718100740j:plain

 旧大阪商船。

 

f:id:oborodukiyo22:20160718101103j:plain

 洋館とバラの組み合わせは明治時代のノスタルジーがありますね。

f:id:oborodukiyo22:20160718101128j:plain

 入口です。大正期の近代化を示す建物だそうです。アールデコ調のデザインです。

f:id:oborodukiyo22:20160718101834j:plain

 門司港から下関(唐戸)まで船で渡ります。

f:id:oborodukiyo22:20160718102101j:plain

 船からの門司港の建物です。

f:id:oborodukiyo22:20160718102631j:plain

 出発です。五分ほどで着きます。

f:id:oborodukiyo22:20160718102826j:plain 

 海響館へ行く予定です。

f:id:oborodukiyo22:20160718103349j:plain

 唐戸市場は5時から12時までで、祝日には飲食イベントをされているようでしたが、水族館から出たころには時間が合わないかもしれないので、でも別のところでフグは食べられたらと思いながら歩いていきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718103415j:plain

 門司港の方角です。海響館の入口は反対側だったので周っていきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718104640j:plain

 ペンギン村です。地上での動きと違い、餌やりの時間になると、水中から小さなロケットのように飛び出してきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718104917j:plain

  泳ぐ姿も早いです。

f:id:oborodukiyo22:20160718104923j:plain

 水槽越しに下の通路の人が見えています。

f:id:oborodukiyo22:20160718111243j:plain

 アクアシアターへ行きます。関門海峡が見えています。

f:id:oborodukiyo22:20160718114016j:plain

 ショーが始まる前に、ショーではないですが親イルカの真似をして子供のイルカも後から続いて何度もジャンプをしていたので自主的に楽しんで飛んでいたようでかわいかったです。

f:id:oborodukiyo22:20160718115533j:plain

 川の生き物のコーナーです。

f:id:oborodukiyo22:20160718115640j:plain

 フグの水槽が並んでいます。

f:id:oborodukiyo22:20160718115739j:plain

 亀です。

f:id:oborodukiyo22:20160718115924j:plain

 フグ目魚類を常時100種類展示しているそうです。

f:id:oborodukiyo22:20160718120204j:plain

 上の写真は違うフグですが、下関のフグと言えばトラフグで、関門海峡は重要な産卵場所の一つだそうです。

f:id:oborodukiyo22:20160718120526j:plain

 関門海峡潮流水槽では、潮の流れや渦を再現しているそうです。

f:id:oborodukiyo22:20160718120534j:plain

 どのあたりの海の水槽か忘れてしまったのですが、鮮やかな黄色い魚が混じっています。

f:id:oborodukiyo22:20160718120608j:plain

 海中トンネルでイワシの群れを見ます。きれいです。

f:id:oborodukiyo22:20160718120626j:plain

  エイが横切って行きます。

f:id:oborodukiyo22:20160718120743j:plain

 カニです。磯の生き物にさわれる場所もありました。

f:id:oborodukiyo22:20160718121317j:plain

 川の生き物は下関の水がめ、木屋川の生き物が展示されています。

f:id:oborodukiyo22:20160718121609j:plain

 明かりが暗くなり、クラゲの姿が見えてきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718121700j:plain

 アマクサクラゲだったでしょうか。随分と長い触手です。

f:id:oborodukiyo22:20160718121726j:plain

 いろんな種類がいます。

f:id:oborodukiyo22:20160718121733j:plain

 クラゲコーナーに癒されます。

f:id:oborodukiyo22:20160718122021j:plain

 ウツボのファンではないですが同じポーズの写真をほかでも撮ったのを思い出します。

f:id:oborodukiyo22:20160718122300j:plain

  とても混んでいました。

f:id:oborodukiyo22:20160718122434j:plain

 ゴマアザラシがいます。温泉に浸かっているように顔だけ水面から出ています。

f:id:oborodukiyo22:20160718122441j:plain

 もう一匹やってきました。

f:id:oborodukiyo22:20160718122621j:plain

 先ほどのアクアシアターで見かけたイルカの親子かもしれません。

f:id:oborodukiyo22:20160718122628j:plain

 まだ小さいのでショーの出番はなかったのですが、元気に泳いでいました。

f:id:oborodukiyo22:20160718122644j:plain

 そろって泳いでいます。

f:id:oborodukiyo22:20160718122917j:plain

 見た事のない生き物が沢山います。

f:id:oborodukiyo22:20160718123548j:plain

 ショーではアシカが頑張っていました。

f:id:oborodukiyo22:20160718123603j:plain

 シロナガスクジラの全身骨格標本が展示されています。水族館から出ると港の近くで猿回しがされていました。

f:id:oborodukiyo22:20160718132658j:plain

 お昼はフグを食べることができました。小野茶のソフトクリームがあります。暑い日だったので、気が付いたらコーンのフリルのようになったところから溶けて流れ出してしまいました。

f:id:oborodukiyo22:20160718140644j:plain

 赤間神宮へ歩いていきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718140657j:plain

  竜宮城を模した水天門が見えてきます。

f:id:oborodukiyo22:20160718141722j:plain

 壇ノ浦の戦いで亡くなった安徳天皇が祀られています。 f:id:oborodukiyo22:20160718141753j:plain

 水天門を通る前に、安徳天皇 阿弥陀寺陵へお参りします。

f:id:oborodukiyo22:20160718141812j:plain

 境内に入ります。狛犬います。毎年 5月2日の安徳天皇御命日から3日間 先帝祭が行われているそうです。

f:id:oborodukiyo22:20160718141855j:plain

 父獅子。カメラの縁に指が当たっていたようで入ってしまいました。

f:id:oborodukiyo22:20160718141913j:plain

 母獅子。「口中の玉は石彫の過程で仕上げており、あとでいれたものではありません。頭から台座まで見事な出来栄えの獅子であると申せましょう。 」

f:id:oborodukiyo22:20160718141929j:plain

 見事な狛犬ですが、すぐ近くに御手洗いがあったのが、気の毒なきがしました。

f:id:oborodukiyo22:20160718142127j:plain

 安徳天皇 阿弥陀寺陵です。 

f:id:oborodukiyo22:20160718142157j:plain

 宝物殿に入ります。屏風を眺め平家物語の流れを追います。琵琶も展示されています。『耳なし芳一』の舞台になった場所でもあります。

f:id:oborodukiyo22:20160718142749j:plain

 平家一門の墓のある七盛塚へ。近くに芳一堂があります。音楽が突然流れてきて不意打ちだったので驚きました。 

f:id:oborodukiyo22:20160718142815j:plain

 階段を登って神社へ。お参りします。おみくじを引きます。第八七番 末吉でした。「運勢 自分も不安、周囲も不安。実力の不足がやや見える状況に立っています。「上手に冬を越して春を待つ。」こういう時は派手に動かず、じっくりと腰を据えてひたすら実力を蓄えるべきです。足元の小さな事柄から一つひとつ片付けていくこと。いたず分不相応の事に手を出すと大きな失敗をします。」とありました。

f:id:oborodukiyo22:20160718144124j:plain

 亀山八幡宮へ。日本一のふぐの像です。

f:id:oborodukiyo22:20160718144315j:plain

 主祭神  応神天皇 仲哀天皇 神功皇后 です。お参りをします。

 

 金子みすゞの 夏越まつりの詩碑があります。

 ぽっかりと

 ふうせん、

 瓦斯の灯が映るよ

  

 影灯籠の

 人どほり、

 氷屋の聲が沁みるよ

  

 しらじらと 

 天の川、

 夏越祭の夜更けよ。

 

 辻を曲れば

 ふうせん、

 星空に暗いよ。f:id:oborodukiyo22:20160718144739j:plain

 階段をの登ると亀山八幡宮があります。下の通りからもふぐの像が良く見えていました。

f:id:oborodukiyo22:20160718172537j:plain

 門司港へ引き返します。銭湯へ行きます。16時前だったのでまだ空いておらず、また後から行きました。昔ながらの銭湯で、それぞれちかう種類のお風呂にはいります。普段はあまりしない冷たいものを摂りすぎたり冷房の効いた部屋で過ごしたので知らずに体調を崩していたのかもしれません。出た後は温もってすっきりしていました。

f:id:oborodukiyo22:20160718180138j:plain

 小倉へ移動します。小倉駅新幹線口(北口)の『銀河鉄道999』の「メーテル」「鉄郎」「キャプテンハーロック」の銅像です。北九州市漫画ミュージアムが近くにあります。

f:id:oborodukiyo22:20160718180157j:plain

  時間には余裕があったのですが、不測の事態に備えて早めにフェリー乗り場で待ちます。無事、帰ることができました。 

博多 小倉 2016/7/17 ②

 小倉へ到着です。

f:id:oborodukiyo22:20160717192643j:plain

 予定表を見ると、お城の周辺が据え太鼓披露会場で17時から始まっているようです。

f:id:oborodukiyo22:20160717193607j:plain

 その前に、鳥町食堂街へ行ってみます。まち歩きマップによると「終戦直後の闇市から生まれ、小倉の台所として市民の腹を満たしてきた。ー 古き良き昭和の面影が今も色濃く残っている。」細い路地を進みます。小倉名物焼うどんを食べてみたかったのですが、開いておらず、近くにある「文豪・松本清張もひいきにしていたという中華の名店「耕治」」の近くで、丁度出て来られたお客さんにおいしいですよ教えていただき、入ります。

f:id:oborodukiyo22:20160717193619j:plain

 ラーメンセットをいただきます。ジャスミン茶が出されたのですが、なんだかとても気にいる組み合わせでした。

f:id:oborodukiyo22:20160717194137j:plain

 おいしく食べ終わり、路地裏アーケードから、近代のアーケードに出ると、道の端で男性が横たわっており、お酒の飲みすぎで酔っ払って眠っているのかと思ったら、急性アルコール中毒なのか、体調が悪いようで、びっくりしていたら、お巡りさんがやってきて声をかけていたので、気になりつつもその場から離れます。

f:id:oborodukiyo22:20160717194223j:plain

 紫川を渡り、八坂神社へ。

f:id:oborodukiyo22:20160717194234j:plain

 明かりが幻想的です。 

f:id:oborodukiyo22:20160717195201j:plain

 御祀神 スサノオノミコト「元和3年(1917)、小倉城主の細川忠興が鋳物師蝶に祇園社を祀りました。明治時代に八坂神社と改名し、昭和8年(1933)に小倉場内の現在地に移設。忠興の眼病平癒祈願の石造灯籠や鳥居は県指定文化財です。」

f:id:oborodukiyo22:20160717195317j:plain

 行儀よく座っている猫ちゃんがいました。

f:id:oborodukiyo22:20160717195422j:plain

 太鼓の音が響いています。

f:id:oborodukiyo22:20160717200755j:plain

 大勢の人です。かき氷を食べながら太鼓を聞きます。

f:id:oborodukiyo22:20160717201121j:plain

 なんだかいろいろくっついているいろんなものが、振動で取れていくようでいいですね。駅まで歩いている途中いくつか山車を見ることができました。

f:id:oborodukiyo22:20160717202908j:plain

 門司港へ移動します。町並みは夜に沈み見えません。駅から離れていますが、泊まった宿が、改装を終えたばかりくらいの部屋らしく、この金額でこの部屋に泊めてもらってもいいのだろうかとお風呂も広くてきれいだったことが印象に残っています。

 冷えたビールを飲みつつ過ごします。

2018/4/1~4/13

4/1 持ち帰る百合濃厚な春の宵

4/2   春眠し知らぬ間に次のベルの音

4/3   冬物を少しづつ洗う春の日

4/4   鈴なりのブルーベリーの花うれし

4/5   一輪の緋牡丹で変わる雰囲気

4/6   新緑を揺さぶる久しぶりの雨

4/7   春ストーブなごむ雨の日の帰宅

4/8   一面の椿掃く留守の休日

4/9   遠くから気づく山吹日に残る

4/10 両脇に色違いの苧環

4/11 蝶が飛ぶ毎日違う花が咲く

4/12 同じ場所続く事件聴く春の夕

4/13 花は葉に四季の変わるボーダーライン

f:id:oborodukiyo22:20180331125107j:plain



2018/3/25~3/31

3/25 引き返す帰り道増える花の宴

3/26 雪柳振り乱す白髪揺れる

3/27 自転車を降りて続く夕桜

3/28 砂時計引っ繰り返し耳にする一茶の句数鑑みる春

3/29 夕はんぶん残った蒲公英の絮

3/30 春コート襟元開ける下り坂

3/31 花吹雪とらえようと次を待つ

f:id:oborodukiyo22:20180331123752j:plain