朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

別府 2014/3/23

 翌日も天気は良くて、砂のもつ驚きのデトックス効果について知り、とても期待していた砂風呂に向かいます。

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 今回の旅では、私にとって面白いシンクロだなぁと思うことがあり、小学生のころ、すでに古本屋で見つけて愛読していた漫画家の『ポテト時代』という作品があるのですが、それが現実に交差して現れたようにおもわれる時がありました。とても長い時間かかって進行しているみたいですが。

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 海から昇ってきた朝日です。

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 駅です。砂風呂までは、すぐ近くです。

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 日曜の朝の人通りの少ない通りです。

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 結婚式に行くのか、帰るのか、話し声が聞こえてきました。

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  到着です。受付の後、時間まで足湯をしていました。

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 海です。休日の朝、少々アンニュイな感じです。

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 日除けの黄色い傘が並んでいる場所が砂風呂です。砂に埋めてもらって、温いです。デトックスされたでしょうか。

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  鉄輪温泉へ向かいます。

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  湯気が出ています。何の建物なのでしょうか。

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 地獄蒸しのできる場所へ。たくさんの人でした。こちらで温泉を試飲させてもらいました。お昼は別の場所でいただき、とても楽しみにしていたのですが、男の人の話し声が聞こえてきて涙がこぼれてきて止まらず、味は全然覚えていません。

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 地獄めぐりは時間の余裕がなくしていないのですが、温泉街の街並みを楽しみながら歩きます。駅までの道の途中で見かけた大分香りの博物館へ行きました。

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 香水のコレクションを眺め、匂いを嗅ぐこともできます。写真は作り方の展示です。香水は瓶が素敵だと思います。

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  せっかくなので、調香体験をしました。私は香水を選ぶのが下手で、普段つけるわけではないのですが、まれに選んだ時はその時はいいと思っても、後でわからなくなり、自分にあうものが選べる人はすごいと思います。今回も、好きなものを3つ順番に選んでいき、それぞれこれと思った匂いと量を選び、でも出来上がったものは思い描いていたものとは違っていました。一緒に作っていた人のが良く見えます。でも、おもしろい体験ができました。

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 別府から大分市へ移動します。

 時間が来てコンサート会場へ。窓からツアートラックが見えていました。

 ライブはよかったのだと思います。でも今でも印象に残っているのは別のことで、「何で今さら」という知らない人のつぶやきを聞いたことと、演奏メンバーの高校時代の恋愛の話と。

 

何で今さらといわれても、何のことかよくわからないけれど、私はそれまでずっと主にCDを聞いてきた人で、それも自分で購入したもので、そりゃ2001年も2011年もCDを聞くことで、とても救われたけれど今回も自分で遣り繰りして費用を捻出し計画をたて、座席もなにかもしも細工があったとしても、神様だってあんまり気の毒だからこのくらいのサービスはしてくれるんじゃないかという後ろの隅のほうで、そんなことを言われる筋合いはないなあと思って。もう一つの話は、あまりよい終わりかたをしなかったんだろうなあとおもわれる話で、聞いていて身につまされたからかもしれません。たぶん私と年が近いだろうからもうずいぶん前の事なのに思い出すのに抵抗があるんだなと。私の場合は、中学校に入学して出会ったかつての女友達のことだけれど。

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 中学卒業後は進学先は別だったけれど、人生のごく若い頃を分かち合った時間が沢山ある人だったから、関係は二十代の前半には付き合いは終ってしまったけれど、だからといって名前がおなじということや見た目や感じがにているということでなにかの誰かの都合で代替可能なものではないな。そのようなことは望まないし。でも終わったからよかったことは思い出せるんだと思う。後から知った事情もあるけれど。

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 会場をあとにします。

事前に調べていた、駅近くのあたみ温泉へ行きました。時間が遅かったので、空いていたのですが、落ちていたカラーコンタクトがなにかわからす、大事なものかもしれないと、しばらく温泉の人と頭を捻らせたのがおかしかったです。