朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

2016/6/11 6/12の記事記入後の追記③

  呼んだ?と感じて知っていく過程での第一印象はおかしなひとだなあって。どうみてもすごーくモテてるひとなんじゃないかと思うのに、いくらでも素敵な人との出会いはあっただろうにおかしな人だなあって。実際に後から知れば知るほどそんな感じで。

何て言うか、おそろしく責任感が強いんじゃなかろうかと。決めたことは実行しようと意思がつよいのか。

 

  三番目ぐらいに購入したものの、なかなか聴くことが出来なかったCDをようやく聴いたとき、鈴の音も一緒に鳴ってるみたいに感じた曲がありました。他にもそう感じた曲は別のアルバムの中にも何曲かあって、聞くたびに印象も変わるのだけど、最初の頃に聴いたときでした。ないものねだりかな。

シャンシャンっていう神社の巫女さんが振るような鈴の音で、それを聴いたとき、霊感のある人の漫画(『霊感体質かなみの結構不思議な日常5』)の、桜のご神木を切ってしまって、そのあと大変なことになり、それを癒すために木花咲耶姫が現れて鈴を鳴らしながら助けてくれた話を思い出しました。それから、神事に興味があってまだ読めてない本(『皇室の祭祀と生きて 内掌典57年の日々』)をパラパラとみていたら、やはり鈴の音について書かれていて。「御鈴  百十二代霊元天皇御製 朝な朝な神の御前にひく鈴のおのずから澄むこころをぞ思う」 御鈴の御音は御神音でございます、と書かれた箇所がありました。(『神道と祭りの伝統』茂木貞純 著という本が紹介されていて、それもいつか読んでみたいです。)なんだかそういう神様とか目に見えないけど何らかの尊い存在にたいして捧げられた曲、そう意識しなくてもそうなった曲なのかなと思いました。

 

 私が鈴を振っていたイメージではないです。聴く側の立場にはなっても、演奏する側になることはないだろうと思って生きてきたので。自分が振っているところを試しに想像してみたら、謎のフォローが入って全然違う曲になって終わったのと、『偉大なる、しゅららぼん』でグレート清子におにぎりを出された男の子たちみたいなようすだったので、それはそれで面白かったです。