朧月夜と春の海

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お伊勢参り その弐

 その日のうちに伊勢市に到着です。ネットでのお伊勢参りは早朝に行くのが良いというアドバイスを参考に、前日にホテルに宿泊します。せっかく伊勢まで来たので、かといって外まで食べに行くのも大変なので、この日の夕食はレストランでお肉を頂きました。

 翌朝です。早起きをして、朝食の前に外宮へお参りに行きます。が、逆のほうに歩き始め途中で気がついて引き返し、外宮で手を清めていたらマップが風で逃げ出して排水されるところに落ちてしまい、なんだか足止めされているのだろうかと思いつつ、御垣内参拝をしたいなと富受大神宮(正宮)のところに行くと、社務所で「遷宮のご寄附」の受付をしていたので引き返します。近くで手を洗う場所があり、洗いなおすことができてすっきりして正宮へ。そのころには随分と人が増えて、20人ぐらい集まってから参拝になりました。ドレスコードが厳しいとあり、昔着ていた濃紺の服を着ようと思っていたのですが、正月明け、体形の変化が著しいように思え、試着することもなく別のものを買うことにしました。私は背があるほうなので、いいなと思った黒い服は丈が短かったり、売り切れだったりして、なかなか迷ったのですがトールサイズのお店で黒のスーツを買いました。もう少し丈が長いほうがいいかなと思いましたが、特に何か言われることはありませんでした。

 案内してくださった神官の方は、なんだか高2の時の担任の先生を思い出させる人でした。(『ミレニアム』の作者の写真を見たときにも少しそう思ったのですが。)何年もたってから随分とありがたい先生だったなと気が付き、私の担任になったばっかりに数奇な運命をたどることになったのかなとも思ったり。いやでも思えば私も随分と…。開運 開運、いろんなことが浄化されますようにとお参りします。 

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御垣の中で参拝していると朝日が差し込んできました。

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 別宮(多賀宮・土宮・風宮)へお参りし、北御門口参道を通って出た駐車場の辺りです。太陽が輝いていました。

f:id:oborodukiyo22:20130210075948j:plain行きは、ほとんど人通りもなくひっそりとしていたのですが、帰りはちらほら見かけるようになりました。この日、外宮をお参りする間、時々やけに思い出される人がいて、中学を卒業してからは会うこともなかった幼馴染なのに一度など名前を実際に無意識に口に出てしまって、今、大河ドラマで『八重の桜』をしていて幕末の群像について意識することがあるからかなと思ったり、なんだか不思議でした。

f:id:oborodukiyo22:20130210101056j:plain2月10日10時10分の写真です。まさに新春という感じのいいお天気です。内宮行のバスは、運転手さんがあわただしくやり取りをしているとはいうものの、まだそれほどスピードが落ちていないのに猫が飛び出してきて渡っていったので一瞬ひやりとしました。

f:id:oborodukiyo22:20130210102429j:plain五十鈴川御手洗場です。思っていたのとは随分と違いました。上流のような小さな川を勝手にイメージしていたようでした。

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 滝祭神です。昔からの土地の神様だそうです。

 そのまま細い道を歩いていくと、オーブのようなものがたくさん写った写真が撮れました。

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以前読んだダイアナ・クーパーの本にデジカメに写ったオーブは天使の姿?というようなことを書いてあったと思ったのですが、もしそうならうれしいし、この木は精霊が大好きな木なのかなと思いました。木に抱き着いて写真を撮っている人もいたので知る人ぞ知るパワースポットなのかもしれません。この木以外にも、立派な木が沢山で思わず触りたくなります。