福岡 2013/12/28 壱
前日、まずは無事にバスに乗り、目的地まで到着するという関門を突破し、目的地に到着します。なんだか変な気候が続いて、旅行に行く日に大雨や暴風雨、降雪があり、今までこの辺りではなかったような電車が遅れるというような事がおこったりしていたので。でも、ほかに個人的にアクシデントはあったのですが...。
翌日は元気になっていました。ガイドブックは読んでいたのですが、旅行の計画はあまり具体的に考えてなくて、観光案内所に向かいます。朝ごはんを食べながら『まち歩きマップ』をチェックし、大体のコースを決めました。観光案内所は情報が充実していて、すごいですね。
マップを参考に御供所周辺コースをたどります。承天寺(じょうてんじ)です。博多がうどん発祥の地を呼ばれるようになる製粉技術の設計図が留学僧弁円により持ち帰られたお寺だそうです。
お参りします。
次は若八幡宮(わかはちまんぐう)です。朝、早めの時間の為か無人です。
おみくじを引きました。禊が必要と書かれた箇所があり、禊って何をすればいいのだろうと考えていました。古くから厄除けの神社として有名だそうです。
承天寺通りを歩いていきます。通りは工事中のようです。
庭が見えます。
快晴です。気候がわからなかったので、茶色のダウンとレッグウォーマーを着てチョコのマシュマロマンのような格好です。
御供所通りを通り妙楽寺へ。ういろう伝来の地の石碑があります。お地蔵様がお祀りされていたので、近頃覚えた真言を唱えました。
日本最初の禅寺 聖福寺(しょうふくじ)へ。
清々しい境内です。
明庵栄西(みんなんようさい) お茶を日本に伝え、栽培と普及に貢献 茶祖と称されているそうです。
大雄宝殿へ向かいます。
回向柱があり、柱に触ります。善の綱が三仏の御手に繋がれています。静かな境内に木をたたく音が響き、コゲラが飛んできていました。
仏像が青い頭をしていました。私はあんな頭の色をした仏像を見たのは初めてだったのでとてもびっくりしました。三十ニ相八十種好の髪色如青珠が表現されているのでしょうか。
枯葉の掃き掃除をされていたのですが、便利そうな道具を使われていました。
猫さんがいました。
総門です。地図の矢印どおりではないですが、濡衣塚を探して行ってみたかったのですが、見つけられませんでした。東長寺へ向かいます。
到着します。「806年に塔から帰国した弘法大師日本で最初に開いた真言密教の寺。福岡藩主 黒田家の菩提寺でもある」お遍路をしているので、来られてうれしいです。
五重塔です。2014年の大河ドラマが官兵衛なので、登り旗が飾られていました。
仏像を拝観しました。こちらは新しい建物でした。この頃から人が増えてきました。お参りをします。
地獄絵巻は見損ねてしまったようです。都市の中に昔からの神社仏閣が大切にされているようでした。
道でセキレイと出会いました。
龍宮寺へ。漁師の網に掛かった人魚が埋葬されたという伝説のあるお寺です。
博多町家ふるさと館へ。
博多織の織元が建てた町家だそうです。途中で雪が吹雪いていました。
博多人形の実演やマンガなども置かれていました。レトロなエレベーターで降りてゆきトイレを探しに行く途中、官兵衛(の人形)と出会いました。オッペケペー節の歌詞のパネルもあり、今読んでもまるで色あせてないように思いました。昔、『ハイカラさんが通る』のマンガを読んだときに、この歌が出てきて知っていたので懐かしかったです。
お昼は近くでそばを食べました。お昼には少し時間が早かったためか、しばらくするといっぱいになりました。ぜんざいは、どちらかというと苦手なのですが、疲れに良いと思い選んだのですが食べやすくておいしかったです。
先ほどのふるさと館で山笠の映像を見てすごいなあという気持ちを纏ったまま、櫛田神社へ。
757年創建 博多の総鎮守 櫛田神社へ。旅の挨拶と今日の午後からの気がかりなことについてお願いします。
狛犬です。
はかた伝統工芸館へ。私が生まれるより前の頃に作られたのであろう、家に飾られているあやとりをしている童の人形も博多人形なのだろうと思い出しました。
山笠が置かれていました。
日本神話の世界のようです。
博多町家寄進高灯籠が見えました。
キャナルシティ博多を通って行きます。今日の宿に向かい、一休みします。
時間があれば今日行こうと思っていた、住吉神社に向かいます。
途中、楽水園に寄りました。
茶室棟もありお茶もいただけるようでした。
良い天気です。雪が降ったのは一時でした。
博多塀です。現代のデザインではなく、歴史的な遺跡だったと後から知りました。
お参りをしていたら、扉が開いていて、ちょうどご祈祷が始まるところでした。鏡が見えたのですが、直視してもよかったのでしょうか。今まで、あまり神社でそのようにオープンに置かれているを見たことがなかったので、良く見えると思いました。
おみくじを引きました。『芝付の 御宇良崎なる 根都草 逢ひ見ずあらば 吾戀ひめやも みうら崎で出会ったねつこぐさに似た人をしのんで歌った歌です。 今はまだ、望みとするものははるか遠くにあって手が届きません。しかし、再会の機会や、目標達成の機会は突然に訪れます。心の準備だけは怠らないことです』とありました。