高千穂 2014/3/22
翌日です。晴れです。
鳥居の形になっています。
天岩戸神社に向かうバスの中からの景色です。
見慣れないからかもしれませんが、山の形がおもしろいです。後から、『高千穂峡は太古の昔、阿蘇山噴火活動のとき、噴出した溶岩流が五ケ瀬川にそって帯状に流れ出し、急激に冷却したために柱状節理の素晴らしい懸崖となった渓谷で、上流の窓の瀬から下流の吐合の間の景観が特に優れ、高いところで100ｍ、平均80ｍの断崖が東西にわたり約７キロも続いています。』とガイドマップに書かれていたのを読んだので、もしかしたら溶岩の流れた形の山なのでしょうか。
到着です。天岩戸橋からの眺めです。
まずは東本宮に向かいました。道を進みすぎていたので引き返します。泉です。『社殿の裏手の御神木の根元に泉が湧き、その奥の森は禁足地となっています。』きれいな水です。小さな鏡が祀られていました。
御神木です。
太陽が木々の間から昇って行くのが見えました。
社殿です。お参りします。『天岩戸から出て来られた天照大神様が最初に鎮座された地と伝わり、天照大神様をお祀りしています。天岩戸地域の信仰の中心で、西本宮で授与される神札にも東本宮の別名「天岩戸大神宮」の銘があります。』
こちらの階段を上った所にあります。降りていくときに、上から何かが落ちてきて口に入ったので、もしかして鳥の落し物？と、思ったのですが、白濁していなかったので、木にたまっていた水だろうと思いほっとしました。
こちらに鈿女のカラクリ人形があります。行きは動かなかったのですが、帰りは動いてびっくりしました。西本宮に向かいます。
西本宮です。社務所に申込み、神職の方に天岩戸を案内していただきます。写真は撮れないのでないのですが、遥拝所から天岩戸を拝観しました。
神楽殿です。
御旅所です。
社殿です。『神話の中で天照大神様が隠れこもったとされる聖地・天岩戸を祀る神社です。川の対岸にある天岩戸そのものを御神体としているため、社殿には御神体を納める本殿がなく、拝殿のみの造りです。背後に遥拝所があります。』
坂を下って天安河原へ。『天照大神様が天岩戸にお隠れになたれた際、困った八百万の神々が話し合いをされた地と伝わっています。岩戸川の岸の一角で、その中程にある洞窟「仰慕ヶ窟（きょうぼがいわや）には人々が願いを込めた石積みが並んでいます。参道にかかる太鼓橋付近は顕著なパワースポットとして有名になりました。』
西本宮裏門から徒歩10～15分ほどとあります。緑の中、舗装された道でした。川を眺めながら進みました。
お参りします。バスの時間に間に合うよう、来た道を駆け上がります。そのとき、あ、私まだ走れるんだと驚きました。何年も前から、なんだかとても疲れていて、体力的にもう無理なんだと思っていたようです。
御神木 招霊木（おがたまのき）です。神楽鈴の形をした実をつけるそうです。
鳥居です。バスに間に合いました。
再び高千穂神社へお参りに行きます。天孫瓊瓊杵尊以下三代の神々が祀られています。結婚式が挙げられていました。
大きな木です。荒立神社・四皇子社のところまで根が伸びています。
夫婦杉です。
夫婦杉のまえで結婚式の記念撮影がされていました。
『２本の杉の幹がくっいた「夫婦杉」と呼ばれる巨樹があり、この杉の周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで３回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄の３つの願いがかなうと言われています。』
神社から高千穂峡の遊歩道へ向かいます。
高千穂大橋が見えてきました。
五ヶ瀬川です。駐車場の近くのお店でお昼にしました。
仙人の屏風岩。
駐車場はいっぱいです。とても良い天気で初夏のようでした。
ボートに乗っている人たちが見えます。
真名井の滝です。
ボートは自分で漕ぐようで、時々ぶつかっていました。
『日本の滝百選に選ばれています。高さは約17ｍです。ボートに乗ると滝壺まで行くことができます。遊歩道の滝見台からの景色が一番きれいです。』
水面の水飛きらきらしています。
大勢の人が写真を撮っていました。
おのころ池です。猫がいました。
『昔、この池には桜川神社があり、鵜の鳥はこの神社に使える神聖な鳥であったと言われています。』
玉垂の滝です。
『神話で天村雲という神様が水種を移した天の真名井の水が地下を通ってここへ流れ落ちていると伝えられています。』
池の周囲を回って行きます。
この場所ではないですが、迫ん太郎（さこんたろう）という名前が地図に載っていました。カッパが教えてくれた脱穀方法と書かれていました。
高千穂峡と書かれた石碑です。
若山牧水歌碑 「幾山河超えてさり行かば 寂しさのはてなむ今日も旅行く」
北原白秋歌碑 「引く水に麻のをひてて 月待つは 清き河原の天地根元づくりの家」
久太郎水神社にお参りします。『水神は「ひょうすぼどん」と呼ばれるカッパでした。高千穂峡では久太郎水神と名前が付けれれ、5つの瀬の水神の中心と言われています。』
そばの橋の上から真名井の滝を眺めます。
そのまま道を登っていくとボート乗り場になります。
橋を渡り、ボート乗り場の近くまで行って来た道を引き返しました。
七ツヶ池。竜神が住んでいたと伝えられているそうです。
鬼八の力石。『鬼八が三毛入野命に投げ、力自慢をした石がこの石だと言われています。 重さは約200ｔ』
大勢の観光客です。
槍飛橋です。『一番川幅の狭いところです。１５９１年県（今の延岡）の領主高橋元種に高千穂か攻められた時、三田井城が落ち、城から家来たちは逃げ出しました。しかし、ここまで逃げてきたものの橋がなく、槍の柄を手前についたものは飛び越えることができ、向こうについたものは川の中に落ちたと伝えられています。』
近くからとった川です。
高千穂大橋と向うに神都高千穂大橋が見えます。
木立の中の道を進みます。
甌穴（ポットホール）です。
神硯（みすずり）の岩です。『高山彦九郎という有名な人が１７９２年７月１７日に高千穂を訪れています。その旅を記録した「筑紫日誌」に「新橋を渡ると右に十間くらいの岩があって硯のような形をしている。とくに名前もないようなので硯石と名付けてはどうかな。と書いてあります。』
自然観察道を登って行きます。桜が咲いていました。
橋の上から真名井の滝の方向の景色です。
地図を頼りに高千穂神社の方へ戻ります。
高千穂アマテラス鉄道に到着しました。
時間が来てスーパーカートに乗って出発です。
トンネルがあります。２００５年９月の台風によって廃線になり、２０１０年から高千穂駅から天岩戸駅まで走っています。
鉄橋を超えて走って行きます。歓声があがります。カメラなどの落下に気を付けてといわれると、ひんやりします。
景色が良く見えました。『水面からの高さ105ｍの、鉄道橋としては日本一の高さに架かる高千穂鉄橋を渡りたい。大渓谷に架るこの鉄橋こそ、高千穂鉄道の象徴だったからです。そして、ついに２０１３年７月２０日、鉄橋越えの往復運行を私たちは始めました。』と書かれていました。高千穂駅には以前使われていたらしい車両が置かれていました。
高千穂からバスで延岡まで戻ります。
大分行の列車に乗り別府で降ります。
高千穂で予定を変更して長く過ごしたので駅弁を食べて到着したころには暗くなっていました。窓からの景色はやはり低い山がずっと連なっているようで面白いと思いました。
宿へ向かいます。迷ってぐるぐるして着きました。温泉に入りに行きます。なんだかざわついた夜でした。
