三瀧寺 プラネタリウム 2016/6/12
翌日です。朝は曇り空で雨の予報です。
袋町小学校平和資料館の前を通ります。開館の時間にはまだ早いようでした。
この日は三瀧寺に行きます。この頃、登れそうな山に登る機会があれば登りたいのです。
JR可部線に乗り三滝駅から登りに行きます。多宝塔です。
お遍路をしているので、空海とゆかりのあるお寺というのもあります。
三つの滝があり、平和記念式典の献水の一つになっているそうです。駒ヶ滝です。
市内は古い建物がないですが、このお寺は空爆から逃れ当時のままの建物なのだそうです。雨がぽつぽつ降ってきました。携帯していた雨具を着ます。
春は桜並木が美しいらしい道を登っていきます。
天気がよけれは三滝山の山登りをしようと思ったのですが、予定を変更します。
四大大師像です。後ろに滝があります。
鐘楼です。
広電の電車の敷石が敷かれているそうです。
平和宝塔です。
石碑があります。
『第二次世界大戦中にポーランドのアウシュヴィッツで、ナチズムの反ユダヤ政策の犠牲となった人々の霊がここに眠っています。この非人道的な惨劇は広島の体験と共に、決っしてくりかえされてはなりません。
私たち一人一人の心の奥にひそんでいる貪欲、怒り、無知を深く反省し人間の真の心を培いひらきましょう。』
梵音の滝です。
幽明の滝です。
本堂から進み鎮守堂と幽明の滝があります。
狛犬が独特です。
そばに天狗杉があります。
『天狗杉 (二代目)
三鬼権現様の眷属である天狗達がこの木に停まる 初代は天狗松であった』
本堂です。中でお経を上げます。
本堂の向かいあたりの石仏です。
五月雨の三滝に響く鳥の声
三鬼権現堂から、本堂と天狗杉が見えています。
三鬼権現堂です。
天狗のお面があります。
『三鬼大権現
主神は時眉鬼神[じびきしん](大日如来の化身)追帳鬼神[ついちょうきしん](虚空菩薩の化身)・魔羅鬼神[まらきしん](不動明王の化身)・で、家内安全・商売繁盛の神様です。日本唯一の鬼の神様です。
伊藤博文公の信仰も篤く、本堂・三鬼堂の掲額も伊藤博文公の直筆です。家内安全・商売繁盛にご利益があるといわれています。(宮島観光協会 弥山)』三鬼大権現について検索していたら弥山の情報に掲載されていました。
展望台に登ります。
雨で霞んだ景色です。
先ほどの天狗杉です。
来た道を引き返します。
広島市内に戻ってしばらくして土砂降りになってきました。
午後からプラネタリウムに行こうと思っていましたが、豪雨なので傘を探します。
今日のラッキーカラーの傘を探しました。
プログラムは『天の川 アイランドヒーリング』です。特に子供向けの番組というわけではなさそうですが、雨の休日で14:00からの回だったためか、階段までの長い列ができています。
「 風の音、波の音、そして、降り注ぐような満天の星。太平洋に浮かぶ小さな島で、ゆったりと流れる優しい時間。そんな大人のためのヒーリングプラネタリウムです。東京23区内では、昭和46年の練馬区を最後に、天の川を肉眼で見ることはできなくなってしまいました。しかし、今回の舞台である東京都青ヶ島では、今も天の川が夜空を飾っています。青ヶ島は、八丈島よりもまだ遠い、本州から360kmも離れた、天の川に出会える場所なのです。 」星空を眺めます。
印象に残っているのは、あまりにも遠いので昔は島から離れる人に、再び会うことがないかもしれなかったから、青ヶ島では、別れの挨拶は「あなたのことを思います。」というのだそうです。
帰路の船に乗ります。
帰りの読書は、読みかけだった正岡子規の『歌よみに与ふる書』です。今だったらもしかしたら、炎上と呼んでもいいような状況になったとき真剣に出来る限り真面目に解答しているような感じかなあとも思いながら読む箇所もありました。