長居植物園 キノコ展 2018/8/26
翌日も快晴です。
長居公園へ着きます。とても暑いです。
大阪市立自然史博物館 ネイチャ―ホール『きのこ!キノコ!木の子!』展へ。まず日常で店で見かけるきのこの展示がありました。「マイナス40度でフリーズドライの菌類の標本。キノコ狩りなどきのこから見えてくる里山の自然。アマチュアによって拡がり、積み上げられた菌類の研究。本郷次雄菌類図譜。川村清一、南方熊楠、今関六也など日本の近代菌類研究者の図譜。今を生きるきのこ好きな人々」図譜は実物大の繊細できれいな水彩画です。作品はきのこのドライフラワーの絵画のようなものや彫刻など。きのこグッズもありました。名前の知りたかったキノコは同じようなものが見つからず、ツノテングタケやテングタケダマシの絵と似ているようでしたが、結局よくわからないです。研究者も未記載種と思われるという結論になる種類の木野子が多いようでした。
ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター)の常設展を見学して外に出るとハート形の赤い花のアーチがありました。
大阪市立自然史博物館 本館玄関前ポーチです。ナガスクジラの骨格標本「ナガスケ」、マッコウクジラの骨格標本「マッコ」
ザトウクジラの全身骨格標本「ザットン」が展示されています。
身近にいながら知らなかった土の中で約7年過ごす蝉の生態が展示されていて興味深かったです。
大阪平野のおいたちの第2展示室では恐竜の骨の展示があります。大阪に人がいなかった40万年前にはマチカネワニという大きなワニがいたようです。そういうのを知るとやっぱり因幡の白兎に出て来る和邇はこういうワニだったのではないかと思ってしまいました。
ほたる石がありました。世界の植物の産地の紹介もあります。
開花情報の紙を手に、長居植物園を散策します。ヒマワリです。
オミナエシ。秋の七草のひとつです。ワシントンヤシ。写真撮影をしている人達がいます。
キバナコスモス。 ヤマスゲ。「山菅の乱れ恋のみせしめつつ逢はぬ妹かも年は経につつ 柿本人麻呂歌集 (巻十一‐二四七四、相聞)」
おもひぐさ(ナンバンギセル)。「道の辺の尾花が下の思い草いまさらに何ものか思はむ 作者未詳(巻十-二二七〇、秋相聞」 スイレン。
ムクゲ。 ハス。
サルスベリも咲いています。
帰りの船は新造船の船です。あちこち歩いてみます。ホテルと変わらないねぇと言う声がお風呂に入りにいくときに聞こえてきました。二等指定がなくなり、橋ができて修学旅行などはバス利用が多くなり、変わって行ったのかなと思いますが、あの賑やかさがなくなったのは少しさびしくもありました。
月の近くに火星が良く見えています。
この日は満月です。