朧月夜と春の海

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『恋する女はみんなバカ。―21世紀対応“自立する恋愛”考』

 2001/02   著者 まついなつき  祥伝社

「美女も才女も女王様も、恋をするとバカになる? 「人を好きになる」システムは不思議だなあ、と思ったテツガク者まついなつきが、その不思議を見つめたエッセイ。『フィールヤング』連載の単行本化。」

気になった部分だけ拾い読みしたのですが、なかなか考えたので。面倒見のいいお姉さんの、親切な女子会に少しばかり参加させてもらったような感じで読みました。適齢期という章について、後からいろいろ考えていました。時間の経過があり、現在とは違うけれど、この人と結婚したら楽しくて幸せだなという人がいたのに、なぜ結婚せずに、結婚した人とはしたか、ということについて、それは適齢期にお互いがなっていたからで、結婚というのは、以前は100+100が200になるようなものではないかと思っていたけれど、減数分裂のようなもので、自分の100のうちの半分を捨てることができた状態になるのが、結婚適齢期で、その状態にお互いがあったからというようなことでした。そうならない限りは、適齢期とは言えないのではというようなことがかかれていました。

他の章もなるほどなあと思いながら読んでいました。