朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

彼岸花

彼岸花 遠くに見える 赤い線

台風移動中

雨降りで 秋の衣替え 日和見る

待宵

待宵前 ケーキ屋群衆 商店街

月渡る

月渡る 祭りの準備 続く道

旻天

旻天に 炭酸買い来て ジンジャーエール

夕月や グランドの明かり なお光る

細い仕切り

平均台 稲木と同柄 猫急ぐ

『恋のドレスと硝子のドールハウス』

2007年4月10日 著者 青木裕子 集英社 コバルト文庫 「仕立屋『薔薇色』を訪れた少年エド。クリスは彼にそっくりだという姉シャロンのドレスを依頼される。屋敷を訪れたクリスは、シャロンの恋の相手を選んでほしいと頼まれ、恋をゲームのように弄ぶ姉弟に困…

『そばかすの少年』

2009年5月20日 著者 ポーター 訳者 鹿田 昌美 光文社古典新訳文庫 「片手を失い、自分の本名すら知らない孤児の少年「そばかす」は、「リンバロストの森」で木材泥棒から森を守る番人として働くことになる。大人でさえ恐怖をいだく森と沼地。孤独と恐怖、厳…

冷やか

冷やかに 風通り抜ける 南部屋

雁来月

ぼんやりの むら染めの雲 雁来月

子規忌

瑠璃蛺蝶 杜鵑草に探す 子規忌かな

見返す朝

自画自賛 なんかいいかも 千種の花

『eat寄席ココロン亭 三枝改メ 六代桂文枝襲名披露公演』

「上方落語界の大名跡「桂文枝」を、五代目文枝の総領弟子『桂三枝』が襲名することになりました。その襲名披露公演を自身69歳の誕生日となる2012年7月16日「なんばグランド花月」を封切りに『三枝 改メ 六代 桂文枝 襲名披露公演』と題して行いま…

時間まで 急ぎ描き上げる 草の花

広さ

荷が届く 世界の広さ 草の市

『リンバロストの乙女』(下巻)

平成2年12月10日 著者 ジェーン・ポーター 訳 村岡 花子 「夫の死の秘密を知ったエルノラの母は、今までのエルノラに対する行いを悔い、娘を愛する優しい母親に変身した。幸せに暮らす母娘の前に、ある日フィリップは現れた。苦労をして育ってきたエルノラに…

タルト

信号で タルトの看板 栗入りなり

稲穂そば 行儀よく並ぶ 鳥の列

『100の洗い方と自家製石鹸』

1997年4月25日 自然食通信編集部編 地球を汚さないシリーズ① 「河川や海の汚染につながる合成洗剤の使用をなるべく減らすための、様々なヒントを紹介して、「清潔病」に感染している我々の生活に疑問を投げかける」 日常生活で、なるべく水を汚さないように…

黒猫

稲の中 黒猫見かけ グミ探す

映画

重陽の 前年情報 アレクサンドリア

刈田

急ぐ道 一足早い 刈田見る

植物

オクラ花 ぐんぐん伸びて 背たけ越ゆ

西日

雲間から 西日現る 秋暑かな

『リンバロストの乙女』(上巻)

平成2年12月10日 著者 ジェーン・ポーター 訳 村岡 花子 「父をリンバロストの沼で失ったエルノラは、母と二人で森のそばに暮らしていた。たった一人の肉親である母はなぜかエルノラに冷たく、彼女の‶高校に行きたい''、という夢を無視する。学費に困ったエ…

薩摩芋

薩摩芋 塩味が利く 一休み

なんだろう 真赭の芒 オーブかな

白露

稲の先 白露連なる 秋の朝

『氷の女王が死んだ』

2002年4月26日 著者コリン・ホルト・ソーヤー 訳者中村有希 創元推理文庫 「 誰彼なしに顎で使い、お高くとまった言動は数知れず。嫌われ者を選ぶコンテストがあればぶっちぎりで優勝したに違いない。そんなエイミーが体操用の棍棒で撲殺された。容疑者満載―…