朧月夜と春の海

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『はじめてのお伊勢まいり』

2009年5月8日 監修いしかわかずたか ビジネス社

「日本最大の聖地(サンクチュアリ)、伊勢神宮を訪ねる“心の旅”。神域にあふれる自然のエネルギーは、訪れた人の「内なる魂」を引き出してくれます。さあ、神秘のワンダーランドお伊勢さんへの旅にでかけましょう。」

第一章 お伊勢さんのいろは

式年遷宮スケジュール 準備の前のお祭りは8年前から

  平成17年から25年までのお祭りダイジェスト)

第二章 「お伊勢デビュー」 散策編

第三章 「お伊勢デビュー」お参り編

メモ    伊勢神宮とは何か  内宮 アマテラス  外宮トヨウケオオカミ   陽のパワーに満ち溢れた広大な聖域

天皇家の祖神を祀る神聖な場所として存在。庶民にも開放され、江戸時代には周期的に大ブーム。一生に一度の非日常への旅。江戸からの参詣には往路に13日かかり、最低でも1か月かかる大旅行。参加者 家督を譲って旅に出る余裕のできた50代と20代前後の青年多かった。女性では、40から50代のシニア世代。姑が、嫁への権限移譲をスムーズにするのによい機会だった。大聖地であると同時に国内情報伝達に大きな役割。神様の癒しパワーこそが「お伊勢参り」のご利益。

超マニア向けおすすめコース 伊勢之国一之宮(椿大神社)三重県鈴鹿市 猿田彦神を参拝して、伊勢詣での安全を祈りましょう。古神道の潮流をより深く体験できるでしょう。

願い事  「神様は人が喜んでいる様を見たり、幸せいっぱいの姿を見ることが大好きなのです。人が自らの幸せを願うことは決して悪いことではありません。願いは、明確に断定的に祈りましょう。

 人は誰でも、自分が幸せでなければ、他の人の幸せを心からは祈れないものなのです。「あなたが将来にわたって幸せになること」、それが神意に適う願いごとです。神様の御意に適う願いは、必ず実現します。-

参拝儀礼は近代になって制定された作法であって、天の理に適っているか誰にも判断できません。ーでも、神様は形式よりもそこに訪れる人々の幸せ、喜びにあふれた「気」を何よりも喜ばれます。大切なのは神様が喜ばれるようにお参りすることです。ー

神道でいう「ケガレ」とは「汚れ」ではありません。喜びの「気が欠けた」魂の状態を言うのです。それゆえ、このケガレた魂を喜びの心で「笑う」(はらう)ことで吹き飛ばし、その状態で神様の前に立つことこそ「祓い」の原点といえるのではないでしょうか。」

 写真や注釈が文章の上下にあり、内容もとても参考になりました。 もし、行く機会があれば椿大神社にも行ってみたいと思いました。