朧月夜と春の海

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チケット予約

 トイレの柱に思いっきり頭を打ったのは、正確には『雨月物語』(漫画)を読み終わって、白峯の崇徳院のことをあれこれ考えていた時で、おーこーらーれーたーと思ったのですが、昨日ぐらいから、やけに右肩が痛いです。

昨日の当選メールは、斉藤和義のコンサートの予約チケットです。音楽は、聞くのは好きだし、こういう音楽が好きだなというのや、この曲はいいなというのはあるのですが、音楽については見えなくて、よくわかりません。音楽の才能に恵まれているわけではないなと悟ったのは人生の早い時期だったように思います。

思春期の頃は、よくFMラジオをつけっぱなしにしていたので、当時はやっていた邦楽は聞くと何となく当時の事とともに思い出して何となくわかるのですが、そのころは斉藤和義の曲がかかっているのを聞いた覚えもなく、体力的に深夜まで起きているのがきつかったので知らないだけかもしれませんが、音楽の趣味の幅が極めて狭かった私は、お店で新しいアルバムが出ていて、うれしいなと定期的に買っていたのはほぼブームだけだったのですが、なぜだかわからないけれど、高校生の時に『FIRE DOG』のアルバムが気に入っていて、なんか変な曲と思った一曲をのけてカセットにとってウォークマンに入れて、それからずっと十代後半の不安なとき、自分の人生の大きな宿題のような卒論に取り組むときとずっとそばにあって聞き続けてきたのでした。それまで持っていたのは、ファイアードッグとコールド・チューブだけだったのにもかかわらず2001年にアップルパイが天から落ちてくるようなことがあって、その時初めて音楽雑誌の記事を買って読んで顔もみたのでした。それからなんだかよくわからない『幻魔大戦』ミレニアム版とでもいうような超常現象が私の身の回りであったときの命の恩人ともいえるのですが、一方で、近年ご本人には全く関係がないことだし、それは頭ではわかるのだけれど、むしろいい話くらいのことだったのだろうけれど、それでも私にとっては、スターウォーズで言えばかつてのヒーローがフォースの暗黒面に落ちたというくらいのショックで悲しく、なんだかいまだにそれを引きずっているのですが。その他にもいろいろあって、ロレッタのTシャツのことを思い出さなかったら、時間が癒していかなければ、とてもじゃないけれど、コンサートに行ける気持ちにはなれなかったかもしれないけれど、これまでだって、音楽を聴くときは、その曲がいいな、好きだなとおもってきいていて、その背景やプライバシーや、人間性などを気にしたことなどなかったのだし、これからも好きな曲は好きでいられたらいいなと思います。

追伸 天からアップルパイが落ちてくるような現象があったのは、それだけではお腹のすいてしまう三次元に住む地球人として、生きていかなくてはいけないから、とてもよく頑張ったからその分くらいの正当な報酬はちゃんといただくことだと思っています。