朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

東尋坊 2019/2/24

 翌日です。朝、手紙を書き上げてしまいます。

 なんだか既に今日の仕事を終えたような気分です。

f:id:oborodukiyo22:20190224105122j:plain

 良い天気です。バスで東尋坊へ行きます。予定はそれほど詰め込んでいないし、のんびりした感じです。

 お土産物の並ぶ道を通り、海岸に出て視界がひらけます。
f:id:oborodukiyo22:20190224104611j:plain

 思い描いていた火曜サスペンスドラマの舞台も、冬の日本海の荒浪も今日は休業中のようです。 

f:id:oborodukiyo22:20190224110149j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224111234j:plain

 岩の淵あたりに近づいて写真をとります。

f:id:oborodukiyo22:20190224105751j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224110230j:plain

 海のそばまで行ける場所があったので降りてみました。途中自殺防止のメッセージカードなどが貼ってある場所がありました。 

f:id:oborodukiyo22:20190224110308j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224110924j:plain

 降りてみると、小さな波が時おりたぷんと流れてきて、仕方がないなあ特別サービスだとでも言いたげにたまに大きな波がやって来て白波をたてるような時は、遠くを遊覧船がのどかに進んでいくのか見えました。まるで五月の連休中の瀬戸内海の様です。 

f:id:oborodukiyo22:20190224111608j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224111851j:plain

 大勢の人が大きな輝石安山岩の上にいます。淵のそばまでいく人も。

f:id:oborodukiyo22:20190224111653j:plain

  東尋坊から見えていた赤い橋の架かった雄島に移動します。

f:id:oborodukiyo22:20190224111641j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224103901j:plain

 大湊神社の鎮守の森で、神社があります。 

f:id:oborodukiyo22:20190224120621j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224120524j:plain

 入口付近におみくじがあり引きます。良い結果でした。

f:id:oborodukiyo22:20190224120651j:plain

 島を一周してみたかったのですが、神社までいきました。

 ちょうど東尋坊が眺められる場所があります。

f:id:oborodukiyo22:20190224120841j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224121003j:plain

 雄島にまつわる怪談も読んできているので回る方向とか意識してしまいます。この日は良い天気で怖い感じは全然なかったのですが。橋から海を眺めます。海中はよく見えるのに海草が海を覆いゆらゆらして底が見えないので怖い想像が広がりあわててまわりを見渡します。写真を撮っている時はそんなことは忘れていて水がきれいだな、魚がいるかなとみていたのですけれどね。

f:id:oborodukiyo22:20190224121901j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224121929j:plain

 遠くまで海が見渡せました。

f:id:oborodukiyo22:20190224122352j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224122552j:plain

  午後からは鯖江に移動します。なんとなく同じ目的地に向かうのだろうかと思われる人達も増えていきます。

f:id:oborodukiyo22:20190224123209j:plain

 宿の近くの駅におります。近くと言ってもまあまあ遠いです。最後にようやく当選して会場から近い便利そうな探せる場所は既に埋まっていたので、東尋坊からのJR便の駅からは離れています。降りてバス停があったのですが、休日運休です。事前に知っていたけどちょっとがっかりして歩いていきます。旅先で長距離を歩くのはお遍路で慣れているし苦ではありません。コピーしてきた地図で迷っても検索したら直ぐわかるのがすごいなぁと思います。宿が見えてきて、ひと安心です。そんなにのんびりしていたとも思わないのにいつの間にか時間がせまっていました。

f:id:oborodukiyo22:20190224150413j:plain

 会場までの鉄道は既に空いていて、同じ目的地らしき人は、いくのが遅れたらしい地元の男の子の二人連れくらい。 

 駅に降りたら、私の地図とは違う方向にその子逹が駆け出し、いくら方向音痴でもここは自分を信じた方が良いだろうと付いていかずに歩いたいたら、再び駆けて追い抜いて行ってしまいました。会場が見えてきても一向に距離が縮まらずどうしたものかと思っていたところ近所の方に尋ねて教えていただくことができ、私のグーグルマップではお勧めされてなかった道を通り遅れずに到着することが出来ました。

 電子チケットってこんなのなのねと受付を済ませ無事手紙をボックスに入れることが出来ました。入れたときはあまり入ってなかったけれど、回収直後ぐらいだったのかも知れないし、本人にちゃんと渡るのか読んでもらえるのかもわからなかったけれど。

 それでも始まった時になんか吹き出しそうな感じだったから勘違いでもなんでも読んでもらったんだろうと思い込み、最近になって迷える羊、その返事か知らん?とおもってもいいのかな…とおめでたい頭で思ってみたりしています。どう思おうと想像する分には自由なわけです。

 

 2019年の1月6日に占いを申し込んでみました。年末からお正月くらいまでずーっと思うところあって考えてて、それでその頃ある占星術のブログを読んでいたら『マドモアゼル愛』の名前が出てきて。私は趣味で占星術をしているので、そういうブログもよく読ませていただいているのですが、昔、まだ十代の頃に恒星占星術のコンピューター占いに申し込んだことがあり、節目に読み返していたのですが、ある年齢までの占いで、思い返せば当たっていた、助けになったと思い、依存するわけではないけれどこの先の未来が気になって検索したところ、同じような占いがあり、再び続きを読むことが出来ました。いくつかの種類を申し込み、個人的に誰かとのことを占ってみたことはあっても、正確な生年月日ですごいなぁと思っているプロの占い師にコンピュータ占いのだけと個人との相性やその他を占ってもらったことは初めてだったので、どんな結果か大層どきどきしました。 

f:id:oborodukiyo22:20190224192149j:plain

 私が占ってみてもらった人は、その人を連想した時にまず思い浮かんだのは、一緒にご飯を食べているシーンでした。特別でも何でもなくて、ごくごく普通の日常のです。

 占いの結果は思いの外、想像以上に良くて、不安になったときについ癖で引いてしまう占いでたまたま出て来たメッセージの『金の雲に乗って運ばれてきた宝物ような存在』と言うのにほんとうにそうだなぁと思ったのですけれど、月土星スクエア持ちの私にとって、つい逸れそうになる幸運の方角への舵取りの指標になるようなアドバイスが書かれていました。

 個人との相性を占ってもらったのは正確な生年月日ではなかったけれど、20代の前半ごろにも占い師に占ってもらったことがあり、思い返せばそれも私にとってはとてもあたっていて助けになりました。きっと霊感で占ったのだろうと思いました。

まだ、その頃は付き合いのあった女友達につれていってもらって、一緒に興味本位でみてもらったのですね。

 

今年のお正月は近所のお店の福引で運試して、狙っていたのではなく、家にあるから当たっても困るな、でも当たりそうだなと予感がしていた、行く時間が遅くなって、もう余り残ってない当たり商品の炊飯器が待っていたようにやっぱり当たったので地元の神様のご祝儀かしらと何かの報せかなと感じたわけです。当たるかな。当たるといいな。

f:id:oborodukiyo22:20190224192326j:plain
f:id:oborodukiyo22:20190224192636j:plain

 会場はお祭りの行われている夜の鎮守の森のようで、その中心から離れた森の辺縁にいるような私の位置までは、間近で見る舞台の迫力も熱気も遠くに感じて、噂に聞く舞うテープもレモンの香りもシャボン玉もわからなかったけれど、後から他の大きな会場の様子を知るにつけ、この位置でも随分近くで見られたのだなと知りました。

 終演後、紅白歌合戦の演出で使われた傘のオブジェがあり、記念撮影ができるようになっていたので列に並びます。会場から出ると、すでに人はまばらで、昼間の物販の列も嘘のようでした。

f:id:oborodukiyo22:20190224192818j:plain

  このときから何か月後かだろう時間がたって、あるとき出来てからからずいぶん経つのに相変わらず仮店舗のように感じる文房具屋さんでいろいろ見ていたら、「大人の交換日記」という商品があり、誰にでもいつか訪れる終わりの時間に、順当にいけば差があるから、もしもそういうことをしていたら、楽しいことだけ書いていけば、そうでもなくても、その日記を開いたらその時の時間が甦って寂しくないねと夢想したのでした。

 人影もまばらになってしまい、ようやく駅に着き帰る人たちも見かけます。宿に帰ってからはこちらでも温泉に入りました。