朧月夜と春の海

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お伊勢参り その参

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  正宮です。階段の石は、雨にぬれると緑が濃くなってまた趣が違うそうです。この頃になると、お賽銭用の硬貨が残り一円だけになっていて、どうしようと思ったのですが、「一円を粗末にする者は一円に泣く。」ということかと、よしとします。内宮の御垣内参拝をします。 旧暦元旦ということもあってか、日も高くなり厳かというよりは賑やかな初詣という感じでした。

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通常の通り道を行き、大きな木を沢山見ます。

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御稲御倉です。式年遷宮の前の為か苔むした感じです。

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「ここからは入らないでください。」の立札があるのに、向こうからどんどん人がやってくるので、不思議に思っていたら、普段通れない東の門が開いているとのガイドさんの説明の声を思い出し、こちらからもう一度入って、内宮の外側を歩きまた引き返します。

 荒祭宮は、長蛇の列ができていたのですが、お参りをしていく必要があるように思い参拝します。橋を渡って内宮とはまた違う感じのする神風を吹かせた風日祈宮へお参りします。

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 青空が広がります。神楽殿御札授与所でお守りを頂きます。御厩は空でしたが、神馬を見たかったなと思います。鳥居の向こうからお囃子が聞こえてきて子供の舞?をしていました。

 おかげ横丁に向かいます。あれこれお土産物屋さんを覘いて、海産物を扱っているお店のそばに小さな社があり招き猫がたくさん並んでいました。絵馬もかかっていて、なんだか気さくなでも大事な願い事がかなえられる神社のようでした。

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赤福本店の近くの橋です。

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 お土産に持って帰るには少々賞味期限が短かったので、でもせっかくなので別のお店で番茶といただきました。

 バス停付近で見かけた猫です。ぐっすり眠りこけていたので思わず呼吸を確かめてしまいました。気持ちよさそうです。

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 この時点で2時過ぎだったのですが、観光バスが何台も到着するものの、目的のバスは到着しません。大渋滞のようです。長い列が出来ていました。いろいろほかにも行く予定を立てていたのですが、変更します。バスが到着して、ぎゅうぎゅうと乗り込みます。小さい子供がむずがって暑いのかな疲れたのかなと声をかけている人もいたり、こんなに混むと思わなかったとハラハラして帰りの乗り物の心配をしている人もいましたが、お参りを済ませてなんだかのんびりした気分の帰りです。参道が見えたのですが、歩いて帰るのもよい旅になりそうでした。

 月夜見宮です。天照大神の弟神である月夜見尊をお祀りしています。境内に入ると古の時間が流れているような感じでした。

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 以前俳句に詠んだ青い鳥は、ここの境内の外の道で見かけました。写真を撮ろうと近寄っても電線に止まったまま、あまり逃げようとせず、こちらを眺めて小首を傾げていました。

 精進落しというわけでもないのですが、地ビールやお酒を買ってホテルに戻ったのですが、夕食にお酒が付いていて、どうしようと思ったのですが、飲みました。この日は伊勢エビをいただきました。 

 酔っ払いつつ、テレビでギターを聞き、それから「ETV特集ノンポリのオタク”が日本を変える時~怒れる批評家・宇野常寛」が始まって、おもしろい人がいるんだなと思いました。結構真剣に見始めて、オウムの話で年齢はいくつだろうとか、この言葉は何度も出てくるけれど、京都出身で現在東京に住んでいて、NHKの番組で、原発について何か言うかなと聞いていました。途中で明日の準備でうろうろしていて最後までちゃんと聞いていなかったのでわからないのですが。

 翌日は、結構水分を取ったおかげが、お茶のおかげか酔いを残すことなく出発です。