朧月夜と春の海

本の記録 学習ノート おもしろかった事 その他   

2016/6/11 6/12の記事記入後の追記②

 思っていることを伝えられたらいいな、感想という形ででも。大勢に言うのではなく、その人に伝えられたらいいな。そう思って、これだけは伝えられたらいいなと思ったことを、ずっと考えていて、割合うまくまとまったんじゃないかと思って、何度かコンサートに行くたびにそう決意して行ったのだけと、結局そのような機会はなく、そのうち今では何を伝えたかったのか、だんだん擦り切れて今では忘れてしまいました。書こうと思ったことはひどい事ばかりじゃなくて、感謝の事もあったと思うけれど…。

 その頃はまだ、某所で見かけたような「もう終わったことよお。」とのんびりした口調でいうような余裕はなくて、とても複雑で辛い気持ちだったと思います。それでも、魔女のダイモンのように相手が究極の危機状態に陥ったような時はやはり不思議な力が発動したように思うのだろうか。

 それでも、いつのまにか、というか、切り替わった時期というのは案外はっきりしていて。私の中の「土曜日のタマネギ」の部分もいい加減干からびて、取れかけのかさぶたみたいになっていたのか。関わりのある別の事で、私の中のそう上等でも寛大でもない部分がカチンと来てプチンとしたのか、あるいはまともな部分が目覚めたのか。思わずダークサイドへ堕ちそうになったときに、むきになってどうにかなりそうなとき、もうあんまりひどいことをしないでというようなタイミングで表れた存在があり(まあ私にとっては)、はい、こっちと呼んでくれたのでした。それから、死んで悔しさと屈辱で地獄に落ちてたら迎えに来てね、と思っていたら、ホントに来てくれそうな人たちがいるようだから。一つではなくてそういうあれやこれが同時に起こったような切り替わる時期だったのかもしれません。2016年の年末から2017年3月初め頃がその時期でした。

2016/6/11 6/12の記事記入後の追記①

 6/11の夜、宿に戻ってから、普段使っているのより強力な日焼け止めをこの日は使っていたので、持って行っていた石鹸では落ち切っていないような気がして、寝る前にもう一度部屋に備え付けの化粧落しを使い洗ったら、合わなかったらしく、その後顔がヒリヒリして、我慢できないほどになり、私の顔は重油や化学物質にまみれた戦車じゃないんだぞと思いながら、何度も何度も石鹸で洗い直し、布団の中でこのまま大変なことになってしまったらどうしようという恐怖の時間を過ごしました。

 以前、テレビで飛行機のファーストクラスの待合室では、そのメーカーのオリジナル商品を使いたいためにわざわざ利用する人もいると紹介されていたメーカーの商品なのに、化粧品メーカーでは化粧品公害は忘れられているのだろうか。ずっと前に、私は簡単なコインを使った易占いを習った時、その頃、ひどく疲れていて無心で振ったら昇龍が出たんだという事を思い出したりしていました。幸い、一時間ぐらいで治まったようで一安心したのですが、運命から、あなたの子供の頃からの望みだったことは?と問われ試されたようで、私は化粧品公害というものに対してブラックジャック並みの暗い情熱をずっと持ち続けていたんだなと思いました。

 マリー・アントワネット展のアートブックを読んでいたら、「それに人間の世界ってね、スケープゴートが必要なんです。」という一文があった。でも、私はそうは思わない。

 ひどい目に遭うから目立たないようにしようという過去世のトラウマでもあるのではないかと思うところがある。だから、私はテレビで放送される結婚式がしたいというような感覚は理解できない。本人たちが互いに合意の上で、納得していい思い出になると思うちゃんとした中身のある関係がありその上でのテレビでの式なら、そういうことがあってもいいと思う。でも私は上のような理由もありそのような選択はしないと思いながら見ていた。印象に残ったテレビでの結婚式を見たときに、そういう世界にいたら本当に好きな人と結婚できなくなるし自分の意志とはかかわりなく進行し誰かに利用されるのは嫌だなあと思ったからかもしれない。お葬式をした人の結婚式は行われることはないけれど。

 でも、もしもそういうことになったら、私は前に雑誌で見た、ロセッティの絵のモデルになった、ジェインが述懐したように、後年に夫の事を「一度として愛したことはなかった。」と思う人になるだろうと読んでいた。当時の女性は個人の財産権さえ持てず労働者階級出身で、生活の安定のための結婚で、離婚というのも難しい現実があったらしい。なぜだかそういうことを誰かに知っていてほしいと思ったのです。

 それに、大多数の人はそのような式をせずとも幸せな結婚をする人はしていると思いました。

三瀧寺 プラネタリウム  2016/6/12

 翌日です。朝は曇り空で雨の予報です。

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 袋町小学校平和資料館の前を通ります。開館の時間にはまだ早いようでした。

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 この日は三瀧寺に行きます。この頃、登れそうな山に登る機会があれば登りたいのです。

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 JR可部線に乗り三滝駅から登りに行きます。多宝塔です。

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 お遍路をしているので、空海とゆかりのあるお寺というのもあります。

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 三つの滝があり、平和記念式典の献水の一つになっているそうです。駒ヶ滝です。

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 市内は古い建物がないですが、このお寺は空爆から逃れ当時のままの建物なのだそうです。雨がぽつぽつ降ってきました。携帯していた雨具を着ます。

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 春は桜並木が美しいらしい道を登っていきます。

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 天気がよけれは三滝山の山登りをしようと思ったのですが、予定を変更します。

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 四大大師像です。後ろに滝があります。

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 鐘楼です。

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 広電の電車の敷石が敷かれているそうです。

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 平和宝塔です。

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 石碑があります。

第二次世界大戦中にポーランドアウシュヴィッツで、ナチズムの反ユダヤ政策の犠牲となった人々の霊がここに眠っています。この非人道的な惨劇は広島の体験と共に、決っしてくりかえされてはなりません。

 

 私たち一人一人の心の奥にひそんでいる貪欲、怒り、無知を深く反省し人間の真の心を培いひらきましょう。』

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 梵音の滝です。

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 幽明の滝です。

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 本堂から進み鎮守堂と幽明の滝があります。

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 狛犬が独特です。

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 そばに天狗杉があります。

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 『天狗杉 (二代目)

 三鬼権現様の眷属である天狗達がこの木に停まる 初代は天狗松であった』

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 本堂です。中でお経を上げます。

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  本堂の向かいあたりの石仏です。

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 五月雨の三滝に響く鳥の声

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 三鬼権現堂から、本堂と天狗杉が見えています。

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 三鬼権現堂です。

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天狗のお面があります。

三鬼大権現
主神は時眉鬼神[じびきしん]大日如来の化身)追帳鬼神[ついちょうきしん](虚空菩薩の化身)・魔羅鬼神[まらきしん]不動明王の化身)・で、家内安全・商売繁盛の神様です。日本唯一の鬼の神様です。
伊藤博文公の信仰も篤く、本堂・三鬼堂の掲額も伊藤博文公の直筆です。家内安全・商売繁盛にご利益があるといわれています。(宮島観光協会 弥山)』三鬼大権現について検索していたら弥山の情報に掲載されていました。

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  展望台に登ります。

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 雨で霞んだ景色です。

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 先ほどの天狗杉です。

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  来た道を引き返します。

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 広島市内に戻ってしばらくして土砂降りになってきました。

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 午後からプラネタリウムに行こうと思っていましたが、豪雨なので傘を探します。

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  今日のラッキーカラーの傘を探しました。

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 広島市こども文化科学館へのプラネタリウムに行きます。

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 プログラムは『天の川 アイランドヒーリング』です。特に子供向けの番組というわけではなさそうですが、雨の休日で14:00からの回だったためか、階段までの長い列ができています。

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「 風の音、波の音、そして、降り注ぐような満天の星。太平洋に浮かぶ小さな島で、ゆったりと流れる優しい時間。そんな大人のためのヒーリングプラネタリウムです。東京23区内では、昭和46年の練馬区を最後に、天の川を肉眼で見ることはできなくなってしまいました。しかし、今回の舞台である東京都青ヶ島では、今も天の川が夜空を飾っています。青ヶ島は、八丈島よりもまだ遠い、本州から360kmも離れた、天の川に出会える場所なのです。 」星空を眺めます。

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 印象に残っているのは、あまりにも遠いので昔は島から離れる人に、再び会うことがないかもしれなかったから、青ヶ島では、別れの挨拶は「あなたのことを思います。」というのだそうです。

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  帰路の船に乗ります。

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  帰りの読書は、読みかけだった正岡子規の『歌よみに与ふる書』です。今だったらもしかしたら、炎上と呼んでもいいような状況になったとき真剣に出来る限り真面目に解答しているような感じかなあとも思いながら読む箇所もありました。 

2017/7/8~7/14

7/8    花つけるミントの小瓶暑気払い

7/9   冥王星満月と合にじむ夏

7/10 濃ゆくなるソバカスちらした鬼百合

7/11 丈くらべ二つ並んだ入道雲

7/12 冷蔵庫部屋に戻って再視聴

7/13 川沿いの草野かきわけ夕散歩

7/14 麨粉木の葉が匙と昔話

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広島原爆ドーム イエモン 広島グリーンアリーナ 2016/6/11

 広島でのTHE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016へ。旅行の予定を立てていたらオバマ大統領の広島訪問時の折鶴のニュースが流れ実物が見られるかもしれないと、急遽変更して広島平和記念資料館も行くことにします。

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  良い天気です。船に乗ります。

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 呉港です。

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 この頃はまだ公開されていませんでしたが、『この世界の片隅に』のアニメの舞台になった、主人公が坂の上から眺めた港はこの辺りだったのだなあと思います。

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 タグボートが進んでいきます。

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 2017年の1月に映画を見に行きました。

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 広島市内に到着です。暑いです。

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 広島平和記念資料館へ。途中の道で法輪功の署名運動が行われていました。

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 何度か見学したことがあるのですが、今回は東館が改装工事中だったので、コンパクトに展示がまとまっていたようでした。

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 1945年8月6日午前8時15分。広島に投下された原子爆弾放射線についてです。

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 人体に及ぼす放射線の影響の説明があります。

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 今現在も身近にある放射線の被曝の影響の情報です。

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 遺品や人影の石の展示があります。

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 大勢の人です。

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 禎子さんの折り鶴が展示されています。「二歳の時に被爆し、10年後白血病と診断され、赤十字病院に入院しました。病気の痛みに耐えながら、健康の回復を祈って鶴を折り続けましたが、願いもかなわぬまま8か月の闘病生活の後、短い生涯を終えました。」

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 とても小さい折鶴もあります。

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 本館展示コーナーから出口に向かう長い廊下に、東館の仮展示とオバマ大統領の折り鶴が展示されています。

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 旅行者や修学旅行生のいる長い列に並び撮影をします。

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  写真と直筆のメッセージカードもガラスケースの中に展示されています。

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 赤色の千代紙で折られた鶴が二羽あります。

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 こちらは子どもたちへ手渡されたピンク系と青系の折り鶴です。

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 メッセージは「私たちは戦争の苦しみを経験しました。共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう。」と訳が添えられています。

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 折鶴の展示の逆に夏の川

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 展示された折鶴から振り返ると、大きな窓から平和記念公園原爆ドーム元安川が視界に入りました。

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 地球平和監視時計の写真を撮ります。

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 平和記念公園を進みます。

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 原爆死没者慰霊碑原爆の子の像、動員学徒慰霊塔などを巡り

原爆ドームへ。

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 そばまで警戒心なく雀の子が近づいてきて、船がのんびり通り、緑が鮮やかで平和な一日の景色です。 

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 ひろしま美術館へ行きます。特別展はボストン美術館べネツィア展が開催されています。

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 キリスト教美術や衣装、ガラスなども展示されています。ガラスについては、子供の頃に読んだ本の影響で魅了されて以来ずっと好きなので、もっといろいろ見てみたかったです。

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 所蔵作品では、とても好きなルドンの絵を見ることができました。作品は ペガサス、岩上の馬 です。

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 ゴッホの ドービニーの庭 も印象深かったです。ミュージアムショップに黒猫のモチーフの商品が置かれていました。

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  人物画の作品も、実物が見られて良かったです。画集では伝わらないものが沢山あるなあと思われました。

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  この日はミュージアムコンサートが本館ドーム内で14時から15時まであり、聞いていきます。 

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 スペインを中心に演奏活動をしているデュオ カム ムジークによるフルートとギターの『プロムナード -世界を巡る音楽の旅』です。

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 着物を楽しむ会の人たちなのか、着物姿の人たちも見かけました。

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 美術館を出ると、演出で当時の仮装をした女の子たちとすれ違います。

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  館外の庭にエミリオ・グレコのラウラのブロンズ像が置かれていました。ニュアンスが違うのですが、『セレステジェシー』のワンシーンを思い出します。

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 宿に一旦引き返しますが、その前に途中にある旧日本銀行 広島支店へ行きました。

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 日暮が近くなってきたのですが、見学しに行きます。原爆の被害から崩壊は免れた建物です。

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 地下1階の原爆資料を見学に行きます。

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 恐くないかと思いましたが、他の見学者もおり、思いのほか明るい感じで大丈夫でした。

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 資料の並ぶ部屋で挨拶をして、写真を撮らせてもらいます。

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  一休みした後、そろそろ広島グリーンアリーナへ出かけます。

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 それまでそんなことは思ってなかったのですが私がしたところでしょうがないのですが、歩いて会場に近くなるにつれ段々緊張してきます。 

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 原爆ドームです。

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 列に並びます。

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 まだ日差しがまぶしいです。

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  席はブロック分けされた角です。

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 既に大勢の人です。

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  解散する前は聞きにきたことがなく、今回イエモンとしての演奏を聞きにここに来ることができてよかったです。

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 広島城です。修理中のようでした。

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 カウントダウンが始まります。登場です。

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 ファンの人たちの好きな曲の集計をとっていたようですが、私はファザーと花吹雪が好きです。

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 花吹雪は聞くことができました。

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 隣の席の男性は、空の青と本当の気持ちで、それまでの過去を思い出したのか自分の人生に重ね合わせることがあったのか感極まって泣けてきたようでした。

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 セットリスト

01 プライマル。
02 楽園
03 Love Communication
04 Chelsea Girl
05 A HENな飴玉
06 Tactics
07 LOVERS ON BACKSTREET
08 薔薇娼婦麗奈
09 球根
10 カナリヤ
11 HOTEL宇宙船
12 花吹雪
13 空の青と本当の気持ち
14 ALRIGHT
15 SPARK
16 見てないようで見てる
17 SUCK OF LIFE
18 バラ色の日々
19 悲しきASIAN BOY

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 アンコール
20 Romantist Taste
21 BURN
22 BRILLIANT WORLD
23 WELCOME TO MY DOGHOUSE
24 JAM

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 会場は、親子連れや男性も多く、以前とは違う感じなのかなとも思いました。

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 旧日本銀行 広島支店正面入り口の写真です。

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 歓声が上がります。

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 一度はTHE YELLOW MONKEY を見てみたいと、当時は思わなかったけれど、いつの間にか思っていたので、来られて良かったです。

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 会場の外に出ると上弦の月が浮かんでいました。写真を撮ろうとしたら、きれいに撮れず、何度か取り直していると光源はないのに不思議なラインの光が映りましたf:id:oborodukiyo22:20160611212948j:plain

 パネルの前で、スティックを受け取ったのかもしれない若い男の子達か「やっぱ ぱねーなー」と興奮した感じで記念写真を撮っていました。後から、掲示板の情報で、本当かどうかわかりませんが、まさかそのようなイラストが描かれていたとは知る由もありませんでした...。

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  熱気と高揚感があふれたままのような状態の会場の周辺です。

2017/7/1~7/7

7/1 時を越え真直ぐな声通る夏

7/2 齧ろうとぐんにゃり曲がるチョコ7月

7/3 反射して眼下ゆっくり白日傘

7/4 直撃の予報は逸れて夏の雨

7/5 雷や頭上に響きつつ帰る

7/6 絆創膏ついでにアイス籠入れる

7/7 続々と雑誌到着梅雨の中

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2017/6/24~6/30

6/24 夕立を聞きつつ並べる将棋駒

6/25 夏の花一番多い季語ページ

6/26 根付いて浮かぶ空想の紅薔薇

6/27 疾風の太鼓と呼応膝の上

      空弁当箱夏祭りかな

6/28 ぷっくりと一粒ふくらむブルーベリー

6/29 動かない空気まつわる溽暑かな

6/30 扇風機湿気に出され首を振る

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2015/9/29   宇久井半島 橋杭岩

 朝日です。

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  太陽の道が出来ています。

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 今日も良い天気です。

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 朝風呂に入りに行きました。

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  朝、吉野熊野国立公園 宇久井半島案内の短いコースがあったので申し込みます。 

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 展望台に登り自然の造形を眺めます。

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 展望台からの景色は、半島と繋がった地形がよくわかります。

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 お店にナザールボンジュウがおいてあります。 

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 霊的攻撃が酷いときにあれこれ試していて、助けになったので、魔除けに効果が本当にあるんだなと信じています。

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 お土産にキーホルダーになっているのを買い、ポケットにいれています。

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 子供の頃はその様な霊現象は無かったのですが、いつ頃からか起こるようになり、たぶん二十代後半ぐらいから、強い時期と弱い時期ない時期とあります。

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 あの世とこの世の境目が薄くなるのか寝ているときに主にあります。

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 霊的攻撃というわけではないのだろう、説明の難しい不可解な超常現象もありました。

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 視覚で見えるタイプではないです。

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 この頃はひどい時期を越えつつある時期の一つで、般若心経の解説の本を持っていっていたのですが、なかなか覚えられなかったのですがこのときお経が覚えられました。

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 2017年現在は霊的攻撃はあまりありません。年の始めごろに1度あったぐらいです。

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 御守りにナザールボンジュウが置いてあるのは、1890年に来日していたエルトゥールル号の遭難事故があったとき献身的に助けた大島の人々の出来事からトルコとの間に絆ができ受け継がれてきたからのようです。

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 帰路につきます。

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 売店で美味しいみかんが売られていました。よい天気です。 

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 太地町の辺りはクジラなどとグリーンピース号のことなど不穏な感じになっているということでした。

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 行く途中で見掛けてなんだろうと思っていた橋杭岩へ。

  秋の潮橋杭岩の傍に人

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 海のなかに大きな杭のような岩が並んでいます。

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 前は台風接近中の中でしたが、今日は引き潮です。近くに行ってみます。

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 再び梅畑の中の道を通っていると、山の上の方に風力発電の風車が並んでいるのが見えました。

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 山に沈んでいく夕方が見えます。

 段々と見慣れた景色になり到着です。

2015/9/28 熊野詣

 那智勝浦に来たので、熊野詣に向かいます。

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 熊野古道大門坂から歩いて上ります。

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 平安衣装のアジア系の若い女性観光客を見かけます。

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  全長640メートル、高低差100メートルだそうです。

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 石畳の道を歩いていきます。木洩れ日がきれいです。

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 大きな杉木があります。

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 足元を見て歩いていると文字のある石がありました。

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 大門坂の案内があります。二六七段 距離は約六〇〇メートルです。

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 那智黒などのお土産がならんでいます。 

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 参道を登りながら那智の滝が遠くに見えます。

よい天気です。レスリング関係者だろう人達もちらほら見掛けます。 

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 赤い鳥居が見えてきました。

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 御主神 夫須美神(ふすみのかみ)いざなみのみこと。古来より信仰されています。 

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 八咫烏の像や社もあります。

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 烏は時々自分にとって道しるべになってくれている気がして、その時はその事はおもわなかったのですが、何かの縁かなあと思い、お参りできて良かったです。

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 青岸渡寺が近くにあります。西国三十三カ所第一番札所です。如意輪観世音が本堂に祀られています。那智の滝がきれいに見えています。

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 山から降りて那智の滝へ。

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 日本三大名滝の一つです。

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  よい天気できれいに見えています。水を飲みます。

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 こちらでも平安衣装の人達を見掛けます。

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 清々しい木々の間を歩きます。

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 熊野那智大社の別宮 飛龍神社の御神体です。

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 速玉大社へ移動します。

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 お参りをします。境内がまぶしいです。

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 八咫烏がいます。

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  梛の大樹です。熊野牛王宝印のお札を受けます。

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 博物館の見学をしました。

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 御由緒『神倉山の霊石ゴトビキ岩(天ノ岩楯)をご神体とする自然崇拝を源として、この天ノ岩楯に降臨せられた熊野三神(熊野速玉大神。熊野夫須美大神、家津美御子大神)を、景行天皇五十八年の御代(西暦一二八年)初めて瑞々しい神殿を建ててお迎えしたことに創始いたします。』

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 スーパームーンです。

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 宿からは海がよく見えます。

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 露天風呂があり海が眺められたのですが、大きな満月が浮かび月の道を見ながら湯に浸かりとても貴重な体験ができたように思いました。

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 屋上から大勢の人が月を眺めていました。

2017/9/27 わかやま国体

 レスリング会場は賑やかです。

 日曜日は開会式が930分。フリースタイル試合(1・2回戦)10時から15時まであります。キッズ・ジュニアレスリング教室は15時から16時まで行われる予定です。

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 入場行進があります。

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 海のそばの会場です。

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 オリンピックに向けての激励や活躍の映像などあります。試合が始まると緊張しながら応援です。

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 女子レスリングの活躍がめざましいので知らなかったのですが、国体の正式種目にまだなっておらず、レスリングの女子選手が訪れて挨拶をしていました。正式種目になるそうです。それで女子選手の入場や名前がないのかと気がつき意外でした。

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 キッズ・ジュニアレスリング教室です。講師は松永共広・吉田佐保里・伊調馨他活躍中の女子選手が参加しています。

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 会場の外には記念品売場やおもてなしコーナーがあります。

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 宿泊所のある宇久井半島へ。

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 周囲を散策します。ヤブツバキ群生地を通り海が見えてきました。

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南紀の特色でもあるリアス式海岸が続く中、宇久井半島は黒潮を感じさせる力強い荒波の外海と、港を持つ穏やかな入り江の内海の2つの表情をみせます。外海 では、外洋からの大波が直接打ち寄せて来るので岩礁海岸の岩が皆丸く削られ、改めて波の持つエネルギーの凄さを感じることができます。(宇久井海と森の自然塾運営協議会)』

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 陸繋島の太平洋側の海です。

2017/6/17~6/23

6/17 想定外夾竹桃とサスペンス

6/18 蚊遣火を途中で点ける棚整理 

6/19 朝顔の双葉数える夏の朝

6/20 突然に思い出したような梅雨 

6/21 夏至に読むフェアリーテイル側にある

6/22 茴香の金粉のような花粉拭く

6/23 五粒づつコーンのグラデーション

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2017/6/10~6/16

6/10 姫女苑すんなり伸びて風そよぐ

6/11 枇杷パック木に生る夕べ眺めた日々

6/12 植木鉢持ち上げ蚯蚓移動待つ

6/13 鉄瓶の湯移し作るはと麦茶

6/14 おじさんのスマホ納まる夏の城

6/15 五行の木親近感湧く映画かな

6/16 冷房の冷気脊溜まる週の末 

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2015年9月26日 わかやま国体

 今回の旅は、わかやま国体のレスリングの応援に行くため、那智勝浦へ行きます。

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 できたばかりの新しい、周りは梅畑の道を通っていきます。

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 海岸線沿いに進みます。

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 晴れていたのですが、そのうち台風が近づいてきて追いかけっこのようになりました。 

 無事に到着しました。

別府 由布院  2015/8/10

 翌日もよい天気です。 

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 金鱗湖へ向かいます。 

  あちこちお店を覗きながら歩いていきます。

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 大勢の人です。外国人観光客も多いようです。

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 『由布院の自然豊かな場所にある金鱗湖(きんりんこ)は、湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖です。 

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 由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていた湖は、1884年(明治17年)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。 

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秋から冬の早朝に見られる朝霧はとりわけ美しく、霧の正体は温泉を含んだ湖が蒸気したものと言われています。湖の周りには散策路が整備されており、澄んだ湖面からは、魚や水鳥が泳ぐ姿を眺めることができます。また、紅葉スポットとしても知られています。(大分県観光情報サイト)』

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 共同浴場です。地元の人の温泉もあるようでした。

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 山際を通って行く途中階段がありました。

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 嶽雲庵の六地蔵塔の案内があります。

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 天祖神社へ行きます。

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  神社の鳥居が水の中にあるのが珍しいです。

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 神社の両脇から由布岳から湧き出た水が流れているそうです。観光地化される前は村人たちが浄水を汲みに来ていたそうです。

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 金鱗湖を一周します。

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 温泉があります。

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 水が湧いている場所です。

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 夏なので霧は見られませんでした。

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 夏の景色もきれいです。

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 山下清原画展へ行きます。

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 昔よくみたテレビのイメージが強かったからか、原画をみて驚きました。 

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 実際に見られてよかったです。実物はとても細かく繊細な暖かみのある作品でした。

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 作品を見たり記事を読んだりしていると、晴れた日に線路沿いに延々と歩いて行く姿が浮かぶようです。

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 そこに当時のある新聞記事が張られていて、芸能界やメディアやマスコミなど、そのなかにあって消費される児童の人生や、特殊な才能をもった山下清のような存在にとっておこる問題についてかかれていたのですが、なんだかもっともだとしみじみ思うようなよい記事だと思いましたが現代と変わらない問題でもあるようでした。

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 再びあちこち気になりながら駅まで向かいます。 

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 ロールケーキのことを忘れていて食べ損ねてしまったのをあとで気がつきました。色々あるお土産物も美味しそうです。 

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 湯の坪街道を歩いていきます。大勢の人です。

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 由布岳が見えています。 

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 再びバスに揺られて別府まで戻ります。

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 昨日登った由布岳そばを通ります。今日もきれいに見えています。

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 夏山やカーブで起きる帰路のバス f:id:oborodukiyo22:20150810134421j:plain

  別府駅に到着です。帰りの船で読もうと本屋へ寄ります。

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 島田荘司の本を選びました。『透明人間の納屋』です。昔熱心なファンだったので読んだことのある本でした。

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 その当時は主人公の視線からのみ読んでいて不思議な話と思っていたのではないかと思いますが、あれから月日が経ちまた違う印象をもって読んでいくうちに涙が止まらなくなってダメでした。

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 船に乗っているときそれをみた若い人が「自分がいかんのやろ」というようなニュアンスのことをほのめかしたようでした。

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 たしかに私はその頃とても辛い思いをしていて、ある言葉もたまに唱えながら読んでいたけれど、そのとき泣いてしまったのはその本を読んだからです。

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  対岸に到着です。帰りは岬側に乗船していたので、随分と長くずっと見えていました。  

由布岳  2015/8/9

 

 翌朝は屋上にある露天風呂へ。よい天気です。

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 この日は由布岳へ登ります。

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 どうして由布岳に登るかというと、以前引いたおみくじは万葉集からの和歌が書かれていて、調べていたら万葉集由布岳が登場すると知り登ってみようと思い立ちました。

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 別府駅からバスで登山口まて行きます。由布岳に登る予定らしい人も見かけます。

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 登山口です。

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 あとから牧草地と知るのですが、視界が開けた緑の草原の向こうに由布岳が見えています。

 「娘子(をとめ)らが 放(はな)りの髪を 木綿の山
      雲なたなびき 家のあたり見む 」 
               巻7-1244 作者未詳

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 「 思ひ出づる時はすべなみ豊国の
     木綿山雪の消ぬべく思ほゆ 」 
               巻10-2341 作者未詳

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 道を歩いて山の麓まで。

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 ここからは雑木林です。バスで見かけた女性の背中もみえます。

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 巨大な石が時々現れます。

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 巨石文化の名残かもしれないと興味深いです。

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  由布岳周辺の米神山などにも巨石群やストーンサークルがあるようでした。

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 合野越です。少し休憩します。

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 ウツボグサ

 大勢の人で連なって道を進みます。

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やがて再び視界が開け地図を見るとジグザグの道を進みます。

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 山の上は登りはじめ雲がかかっていましたが、見晴らしは良いです。

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 山の形が作られたようなきれいな形だと思いました。

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サイヨウシャジン

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キバナカワラマツバ

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 段々と飯森ヶ城が小さくなって見えます。

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 やがてゴロゴロした石の広い坂を登ると東峰と西峰の分かれ道です。

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  斜面を見上げます。急です。

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ノリウツギ

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イヨフウロ

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 東峰を見上げます。今日登ろうと思っていました。

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 坂を登って行ったところがマタエです。

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東峰 1584m  西峰 1583.3m

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  西峰の登り口を見上げます。

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 マタエから西峰の斜面です。

 

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 東峰の登り道です。

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シモツケ

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低い丈で蛍ぶくろがきれいに咲いています。

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花の名前の由来がおもしろいです。

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アジサイ

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ホソバシュロソウ

ひと休みして前日購入していたパンをお昼に食べます。

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日焼け予防に昨日はビタミンCを多目に摂りました。 

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東峰へ昇ります。

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山頂です。バスにのっていたときトンボが一匹フロントガラスの前を飛んでいましたが、こちらでは群で飛んでいました。 

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ツマグロヒョウモン

大勢の人です。記念写真を撮っていただきました。

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キオン

 せっかくなので昨日の記念の白地に赤の文字のTシャツをパーカーの下に着ています。 

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キマワリ

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 東峰から西峰方向の眺めです。

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 東峰の山頂は大勢の人で賑やかです。 f:id:oborodukiyo22:20150809120133j:plain

 山頂からの景色です。

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 東峰を降りて、どうしようかと思ったのですが次の機会があるかわからないので、西峰へ昇ります。

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  険しいと事前に調べて知っていたのですが。 

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 西峰から東峰の景色です。いつの間にか濃い霧が出てきました。

 鎖場で大きな荷物を背負った集団の人達が降りてきます。待ってたら、場所は忘れてしまったけれど、本州の難所のだとか高い山に登りに行くので練習をされていたようです。

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 挑戦します。荷物が重いかとリュックを置いて斜めがけにしたガバンを身に付けていたのですが、重心が動いてよくないとわかりました。

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 西峰の写真は登るのが難しかったので少な目です。山の谷間は霧が出てきて回りが見えなくなって幻想的な感じになります。

 東峰に学校の課外授業なのか部活の遠征なのか学生たちが登って行く姿が見えます。その内、私の名前はそう言う名前じゃないんだけどなあ...という掛け声が聞こえてきました。

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ホソバノヤマハハコ 

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  気温は32度ぐらいでしょうか。真夏日です。

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山頂です。

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 お鉢巡りはせずに再びもとの道を引き返します。

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 緑が鮮やかて日差しがまぶしいです。 

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 山頂付近でアサギマダラだとおもうのですが飛んで来ていました。

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 随分と高い位置を移動していくようです。

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 しばらくいたのに写真は撮り損ねてしまいました。

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 由布院が見えています。 

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 ツクシアザミ

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 鎖場の方にいかなければならないとき別のところを降りそうになり、ちょうど登ってこられた方に声をかけていただき気がつきました。 

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 反対側が降りていく場所です。見ると身軽そうな若者たち、学生の中の希望者なのか、余裕でスルスル登って振り返って記念撮影をしています。 

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  自分が降りるとき、怖くて身がすくんだのですが、しゃがんで下を再び眺めるとよし、大丈夫と思えて平気になりました。

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 無事おりられました。

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 いつのまにか霧は晴れています。 

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 下るとき、時々は人とすれ違っていたのですが、その内全く誰もおらず、何の音もせず、普段無数に飛んでいるのかもしれない電波もなく、そのときはその事にも気がつかず一時まったくの無心で歩き続けていました。

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 最近無縁だった静寂とはありがたいものだなと思い、山に登ったご褒美だったのかもしれません。

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 静寂からさめ再び雑木林を進みます。

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 バスが気になってまだ見えない位置だけどまっすぐいけば登山口があるので急いでいたら、転んでしまいました。

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 柔らかい土の上だったので平気でしたが、急がなくてもまだまだ来ないといわれた気がします。

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 日陰でバスを待ちます。その間も登山者を見かけます。

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 バス停では飲み物が買えず、ペットボトル1本しかもっていってなかったので、由布院に着くとまず水分補給です。

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 それからコインランドリーにいきその前に事前に調べていた近くの温泉に入りに行こうと思ったら閉業していました。とりあえず洗濯をします。そしてご飯を食べようと近くの店に入ります。

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 あまり食欲はなかったのですが塩分はとった方がいいかと、雑炊とかき氷、それからすでにそれまでも何本か飲み物を飲んでいたのですが、喉が渇いて仕方がなくてひたすら水を飲んでいました。もしかしたら熱中症になりかけだったのかもしれません。

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 ウォータークーラーの減りがやけに早かったのはきっと私が原因でしょう。フリードリンクのお店でよかったです。とてもありがたかったです。

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 宿に向かいます。由布岳が見えます。

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 宿に到着です。可愛い部屋です。この日はタイミングよく他に人がおらず温泉は貸切状態です。

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  水を出した時にきれいな音がして、まだこの辺りは水がきれいなのだろうと思いました。