朧月夜と春の海

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別府 由布院  2015/8/10

 翌日もよい天気です。 

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 金鱗湖へ向かいます。 

  あちこちお店を覗きながら歩いていきます。

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 大勢の人です。外国人観光客も多いようです。

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 『由布院の自然豊かな場所にある金鱗湖(きんりんこ)は、湖底の一部から温泉と清水が湧き出る不思議な湖です。 

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 由布岳の下にある池ということで、大分なまりで「岳ん下ん池(=岳の下にある池)」と呼ばれていた湖は、1884年(明治17年)に儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。 

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秋から冬の早朝に見られる朝霧はとりわけ美しく、霧の正体は温泉を含んだ湖が蒸気したものと言われています。湖の周りには散策路が整備されており、澄んだ湖面からは、魚や水鳥が泳ぐ姿を眺めることができます。また、紅葉スポットとしても知られています。(大分県観光情報サイト)』

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 共同浴場です。地元の人の温泉もあるようでした。

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 山際を通って行く途中階段がありました。

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 嶽雲庵の六地蔵塔の案内があります。

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 天祖神社へ行きます。

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  神社の鳥居が水の中にあるのが珍しいです。

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 神社の両脇から由布岳から湧き出た水が流れているそうです。観光地化される前は村人たちが浄水を汲みに来ていたそうです。

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 金鱗湖を一周します。

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 温泉があります。

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 水が湧いている場所です。

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 夏なので霧は見られませんでした。

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 夏の景色もきれいです。

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 山下清原画展へ行きます。

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 昔よくみたテレビのイメージが強かったからか、原画をみて驚きました。 

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 実際に見られてよかったです。実物はとても細かく繊細な暖かみのある作品でした。

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 作品を見たり記事を読んだりしていると、晴れた日に線路沿いに延々と歩いて行く姿が浮かぶようです。

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 そこに当時のある新聞記事が張られていて、芸能界やメディアやマスコミなど、そのなかにあって消費される児童の人生や、特殊な才能をもった山下清のような存在にとっておこる問題についてかかれていたのですが、なんだかもっともだとしみじみ思うようなよい記事だと思いましたが現代と変わらない問題でもあるようでした。

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 再びあちこち気になりながら駅まで向かいます。 

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 ロールケーキのことを忘れていて食べ損ねてしまったのをあとで気がつきました。色々あるお土産物も美味しそうです。 

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 湯の坪街道を歩いていきます。大勢の人です。

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 由布岳が見えています。 

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 再びバスに揺られて別府まで戻ります。

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 昨日登った由布岳そばを通ります。今日もきれいに見えています。

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 夏山やカーブで起きる帰路のバス f:id:oborodukiyo22:20150810134421j:plain

  別府駅に到着です。帰りの船で読もうと本屋へ寄ります。

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 島田荘司の本を選びました。『透明人間の納屋』です。昔熱心なファンだったので読んだことのある本でした。

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 その当時は主人公の視線からのみ読んでいて不思議な話と思っていたのではないかと思いますが、あれから月日が経ちまた違う印象をもって読んでいくうちに涙が止まらなくなってダメでした。

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 船に乗っているときそれをみた若い人が「自分がいかんのやろ」というようなニュアンスのことをほのめかしたようでした。

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 たしかに私はその頃とても辛い思いをしていて、ある言葉もたまに唱えながら読んでいたけれど、そのとき泣いてしまったのはその本を読んだからです。

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  対岸に到着です。帰りは岬側に乗船していたので、随分と長くずっと見えていました。