朧月夜と春の海

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竹生島 2019/2/25

翌日です。f:id:oborodukiyo22:20190225070803j:plain

 晴れています。

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  近くの神社にお参りします。神明社です。

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 境内に旧瓜生家住宅があり、県内最古級の建造物で、神官の住居の特徴的な様式がみられるそうです。この時間は早いので見学時間外でした。

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 三角の木の衝立のようなものがあります。それをくぐって神社の前まで行くには狭いようですが、雪が積もったときの対策なのでしょうか。この日はせっかく琵琶湖の横を通るので竹生島へ行きます。なんだか私の人生でこの頃この場所がクローズアップされているようでした。

 

 そんなことは書いても書かなくてもいいことかもしれないけど、書いた方がいいのかそうじゃないのかもわからないけど、以前のブログに「もうおわったことよぉ」とはのんびりした口調でまだ言えなくて、究極ような状態になったら魔女のダイモンのような絆が働くのかなと書いた人は、そういうのがあったとしたら、もちろん見えたりはしないけれど、ある時なくなっているのに気が付いて、その時期も割合はっきりしていて、2019年の8月です。そのときはあれ、何でだろうって。でも、そうなったほうがいいのでしょうね。パードレとか、いろいろあだ名をつけられた存在もそれがいいと肯定しているようにおもわれるので。私にはわからないなにか出来事があってなら、いつか忘れそうだからわかったときのための記録です。なんとなくその事思い出してて、2020年の11号のhonkowaを最近読んだので余計にかな。

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 鯖江駅です。竹生島へは何カ所からか船で行けるようですが、長浜港からの便で行く予定です。JR北陸本線特急しらさぎ米原行に乗ります。 

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 到着です。今日も暖かい日です。豊臣秀吉石田三成の出会いの像があります。「三献の茶」の逸話です。黒壁スクエアとその周辺を散策します。

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 ガラス屋さんが軒を並べています。今の時期はお雛様のガラス飾りが沢山並んでいました。ガラス製品が美しいです。

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 豊国神社です。お参りします。お稲荷さんがいました。

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安土桃山時代、秀吉の没後に長浜の町民がその遺徳を偲んで建立。事代主大神、豊臣秀吉加藤清正木村重成を祭神としています。
 大坂夏の陣で豊臣家が滅びると、徳川幕府は神社を取り壊すよう命じました。町民は、一時、祭神を町年寄の家へ移し、八幡宮の古堂を移築して、商売の神様である恵比須神を前立に、奥殿に秀吉像をひそかに祀り、長い江戸時代を過ごしました。
 明治31年(1898)の秀吉300回忌に社殿を造営して現在の社容を整えました。1月の十日戎、武者行列が繰り広げられる10月の「豊公まつり」の際には、商売繁盛や出世を願う人で賑わいます。』

 駅の近くに戻りお昼にしようとしましたが、どこもいっぱいで地元のグルメというわけではないお昼になりました。でも、旅行に行ってなぜかその観光地以外のお土産を買ってしまうこともよくあることと思い出します。

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 冬季の平日は長浜港から午前と午後にそれぞれ往復の便があります。上陸時間は85分です。午後の便に乗るために遊覧船乗り場に移動します。琵琶湖案内の放送と映像が放映されています。魞漁が見えました。歳時記で名前だけ知っていた景色が目の前にありました。

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 行きは12時50分発 13時20分着。帰りは14時45分発 15時15分着です。この便しかないので乗り遅れると置いてけぼりになってしまうので時間厳守です。一緒に乗ってきた人たち以外は島にはお参りの人はいないようです。

 竹生島魞挿す海を渡りつく

 人影のない島の岩の上空を鳥が舞っています。急な階段を登って宝厳寺の本堂です。弁財天が祀られています。梅の蕾です。724年に行基か開いたお寺です。宝物殿では大きな亀の像がいました。

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 2020年の10月に『テンペスト』池上栄一 を読んでいたら、琉球が舞台なのでノロやオナリ信仰の話も出てきました。「また、海運業者たちは船の航海安全を祈願するために弁財天を崇め、航海があるたびに盛大な祈願祭を行っていた。弁財天を祭る理由は琉球特有のオナリ信仰とかかわりがある。船乗りの男たちは姉か妹がオナリ神となって自分を守護すると信じていいいた。船乗りたちはオナリ神となった姉か妹の髪を懐紙に包みお守りとしたものだ。弁財天は女性の神であり、オナリ神に通じる。この弁財天を管轄するのは、王のオナリ神である聞得大君だ。」とあり、もしかしたら私が、魔女とダイモンとの間にある絆のようなものかな、と感じたものはこのオナリ信仰と同じようなものだったのかもしれないと思いながら読みました。

 舟廊下です。「豊臣秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用して建てたと伝えられています。」

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 宝厳寺の樹齢約400年のもちの木です。 都久夫須麻神社(つくぶすま)です。「竹生島の呼名だといわれています。平安時代延喜式に載る由緒ある神社です。

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 かわらけ投げをしています。後に並んでいてきれいに飛んで行ったのを見て歓声をあげてしまいました。私も挑戦します。「拝所からびわ湖に向う鳥居へかわらけを投げ鳥居の間を通ると願いが叶うといわれています。」応援しているフジファブリックの十五周年記念の大阪城ホール公演初ワンマンライプが2019年10月にあるので成功祈願ともう一つ。二枚とも違う方向に飛んで行ってしましました。

 でも大丈夫です。他のところでもお願いしてきました。

 船からも見えていましたが、ここが『偉大なるしゅららぼん』では、あの場面の場所なのかと思いました。

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 柱のあるところは舟廊下の下のようです。港に戻っていきます。途中に黒龍堂があります。岸壁の上にある通路で、片側が海です。謎に包まれた湖底遺跡があります。

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 竹生島は古来信仰の対象になった島で、竹生島弁財天は日本三大弁財天の一つだそうです。お土産物屋の通りがあります。赤こんにゃくがありました。

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 湖ですが、長い時間乗っていたし港について水面を眺めても海のように感じます。

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 日差しが切ない景色になり、帰りもガイドが流れます。伊吹山を探したり、琵琶湖の流出河川は1本のみで、その瀬田川の「下流へ行くと宇治川、淀川と名前を変えて大阪湾に注いでいる。」とは驚きです。

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 船から降ります。湖沿いを歩いて公園を通ります。雪対策がされています。長浜城の方角に進みます。波が寄せる砂浜があり、本当に海ではないのかと湖の近くに行き触ってみました。海水とは違う感触でした。

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 豊公園です。こちらでもところどころ梅が蕾をつけていました。

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  長浜城です。駅のそばでお土産物を見ます。でっち羊羹や鮒寿し、赤こんにゃくがあります。赤こんにゃくは思ったよりも渋い赤色でした。他にも行ってみたいところはいろいろありましたが、竹生島へ行くことが出来て良かったです。